堀井On-Line



[126] まだ生きている!

2001年08月30日(木)




33日の漂流の後奇跡的に助かった、漁船の船長が昨日TVに出ていた。

「スイカが流れてこないかなーとか、おや今日も生きているとか、なかなか死なないもんだとか
ぼーと考えていた」このようなひとつづつが奇跡の原因らしい。

スイカが流れてこないかなーはプラス発想、

おや今日も生きているのかというは、事故(自己)の客観化というらしい。

10年位前ののヨットレースの佐野某の漂流記を読んだことを思い出した。

鴎をを捕まえて食べていたらしいが、一種の死の瞬間の倒錯がすごい。

今乗っているボートごと垂直に数百メートル昇っていった。

それは夢でもなんにでもない事実としかいえない出来事だったという。

ユングがそれに似た経験をしている。瞑想をしていてそのまま天に上るくだりである。

インドの上空をどんどん昇っていく、インドの国の地形とか青い海そして地球が見えたという。

それがそのずっと後宇宙飛行士が見た光景と同じであった。

中世では人肉を食べた内容が克明に残っていたりした。

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