股・戯れ言
BBS

山崎邦正流にいうと「イェイ!イェイ!イェーーイ!」ズ

なんか仕事とかいろいろ忙しくて全然更新してなかったなー
反省。

月曜日はLiarsとyeah yeah yeahsのライブを見にオオツボさんと渋谷AXへ。
ヤーヤーヤーズのカレン嬢の声が好・き・だ!けだるかったりいきなりがなったりしっとりだったり爆発的金切り声だったりという起伏に富んだエモーショナルな低音ボイスを生で堪能したいなぁと思って行ったのだが、最初に出たLiarsに見事にノックアウトされちまった。こっちは野郎3人なんだが、とにかくパフォーマンスが奇抜。ドラム(男)がミニスカートを履いてたりしょっぱなからビールを頭からかけたり急に奇声を上げたりとかなんだが、そういうアクションが「アッパー」「陽気」ではなく「不条理」に着地しているのが好印象。久々にジャンクっつーかエクスペリメンタルっつーかそういうのが思い浮かぶバンドを見たな!
無機質で無遠慮なノイズと殺伐とした反復リズム(ツインドラムでリズムとってた曲がかっこよかった)に、なんだかよくわからない飄々とした歌がマッチしていてイイです。ボーカルの人が無意味にでかかったのもなんかわからないが「ああ!それっぽい!」と思わず言ってしまうポイント。根拠はないんだけど。
http://www.liarsliarsliars.com/
でもこんなにノイズ、不条理、意味不明と言っておきながら家帰ってふらりと聴いたバウハウスの要素もしっかり持ってるバンドだったぜ。

そしてyeah yeah yeahs。
これは思ったよりもハードロック的要素が強かったなぁ。ハードロックっつうかガレージっつうか。ライブのノリも暴れる人がたくさんいたりして意外。
カレン嬢の存在感は圧倒的で、やっぱりエキセントリックな姉ちゃんはイイ!と心底思った。低音のボーカルっぷりだけはPJハーヴェイ(ああ、本当にこの人が大好きなんだ、私は)に引けを取らないんだが、そういう情念とかドロドロした女のセクシャリティから無縁なのがこの人のいいところっつうか個性だなー。(ま、ヴァギナは乾いておりますが、ポーリー)
ステージを叫びながら縦横無尽に駆け回り、マイクコードを振り回す姿は低音声女の対極にあるビョークすら喚起させるから奇跡的。
あと、こういうエキセントリック姉ちゃんは無防備でいいね。ノーブラでビーチクチーターは基本。
あとこのバンドは演奏がすごくいいよ!重低音の多めな力強い演奏とか。でも3ピースなんだよな、サポートメンバーなしの。ギターの人なんかイアン・マカロクみたいなヒョロヒョロぶりと髪型なのにな。
アンコールの最後は、まさに文字通りのフェイドアウトという、今まで見たことのない終わり方だったけれども、全体的に熱いライブでした。
アルバムに入ってる実験ノイズ(ポヨーンピヨーンという効果音入りの)みたいな曲がよかったので、ああいうのも見たかったところ。

なにはともあれ、大変にいいライブだったなぁ。

火曜は仕事だったんだが、この日はうちの部署にメタル大好き営業がやってきて「BURRN!今月号読んだ?今持ってるぜ!」と見せられる。
買ってないし読んでないっつうの。
しかし、ま、いちおう読んでみますかと目を通したわけだけど、最初に読んでしまうのが一番後ろの編集者あとがきにのってる今月のヘヴィーローテーションみたいなやつ(もうさすがに名前忘れたが)だったりするのは悲しい佐賀、あ、これじゃはなわだ、性だった。
そして「パワーロックトゥデイ」のオンエアリストをチェックしてしまうのも習性なのか。いや、単に今どんなんがはやってんだ?と知りたかっただけなんだが。しかしグランドカウントダウンは未だにボンジョビが一位だったりするんだなーほんとにメタル界は時が止まっているよ。3位なんかデフレパードだったし。
そしてインタビューで読んでしまうのもカラーページ後のミニ特集(今月号は「泣きのメロディ」とかいうやつだった確か。最悪だ)の後の白黒ページに紹介されてるバンドばかりというのも習性なのか。いや、だってモービッドエンジェルくらいしか知ってる、かつ興味があるバンドがもはやなかったもんで。
あ、他にもアモルフィスとかあー!と思ったけどああいうの好きじゃなかったしなぁ。
そしてスキッドロウってまだいたんだね、ニューアルバム発売て。レイチェル・ボランはかっこいいうえにラモーンズ好きで最高だと思ってた記憶とかが甦ってきたり。
帰りはその営業と帰ってきたんだけど、電車の中でずっとメタル談義。まあ、私はついてけねーよと何度も言ったが。「俺のアニキは途中からオルタナに走っちゃってさぁ」と残念そうに言っていた彼は立派なメタル者ですよ。ステージダイバーだけど。タッドばりの巨漢だけど。(私は森三中の大島に似てると思ってるが)ま、私なんかハナっからオルタナだし。
しかしオーディオスレイブの着メロとかも聴かされたが、あれはかかってくるとちょっとやな予感がしてダメだね。
そしてブラックサバスの9枚組ボックスはオジー時代のみだそうで、オジー時代のDVDがすっげー見たいと言ったら
「バカだなぁ、サバスで最高なのは『ヘブン&ヘル』だからな!トニー・アイオミだってついつい弾いちゃうのはヘブン&ヘルなんだから」
と説教食らう始末。ディオは全然興味がねえのですが。。。

ま、このメタル好き巨漢営業と毎度お馴染みの武将は折り合いが悪いんですがね!

と、胃が痛くなったので今日はここまで。
胃痛は初めてかも。イタタタタ。

2003年10月09日(木)

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