泥沼
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2005年06月06日(月)

6月になるわけだし、5月病が治まってくれることを祈る。
最近朝がどんどんギリギリになって余裕がなくなってきたので駄目だ。
あと10分の余裕。その10分がむずかしいんよねぇ。
常にギリギリで来たからなぁ。
それにしても、ちょっとした人と人のやり取りから生まれる摩擦。
それでギシギシしてしまうのって面倒ですねえ。
小さなことなのに。

瑠璃の島に癒されて精霊流しに涙してリフレッシュ。
子供は何にも勝る宝だって思い出させてくれるから良い。

さだまさし、たぶん歌はあんまり知らないけど、小説いい。
さすが詩人。
そしていちいち泣かす。
おばあちゃまのおにぎりの話でキター。弟の薔薇でキター。

私のヴァイオリンは箸にも棒にもかからないものだったけど、
やっぱりやったことあると、重なって思い出がよみがえってくる。
指の先が丸く厚くなってしまったこと、今でも深爪寸前まで爪を切ってしまうこと。
(指先が不器用でモノをよく落とすのにはこれが関係してるのかなあ)
私の先生は鈴木メソッド式のやさしい、その人の上達度に合わせた趣味のヴァイオリン教室だった。
泣きながら練習をして、泣きながら教室にいって、たどたどしく弾いて癇癪を起こす。
私は卑屈で傲慢で、頑固で、理想とプライドだけは高くて、練習態度にもそれがでていて扱い辛い子供だっただろうな。
卑屈で傲慢って矛盾してるんだけど、両極端なんだよね。
母と2人でしたこと・・・っていうと、やっぱりヴァイオリンの練習が何より先に浮かぶ。
母に怒鳴られるのが怖くて、家での練習がいやで嫌で仕方なかった。
でも、それだけ時間を私のために割いてくれていたってことなんだよね。
兄はシュミの稽古事はせずに塾に通っていたけれど、母が兄に何か教えることはなかったし、一緒に何かをすることもなかったんじゃないかと思う。
出来の良い子、手のかからない子、母は十分に兄に時間を割いていただろうか。
弟が私をマネしてヴァイオリンを習いたいと言い出したのも、
今思えばそれをすることで母の気を引きたかったのかもしれない。
私は知らず知らずに母を独占していたんじゃないか?
そんなことは思っていなかったけれど、なんだか申し訳ない気持ちがあったにはあった。
なんとなく兄や弟より母に構われている気がしていたし。
女ひとりだから、って仕方ない理由なんだけどね。
兄や弟が今でも甘ったれてるのはそのせいなんだろうか、
責任感じちゃう。


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