泥沼
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2005年01月30日(日)

ユーモレスク読み終わった。
すげえ面白いわけじゃないけど長野まゆみはこれでいいんです。

ねたばれだけど。

弟が隣の家男の子とデキてたって・・・。
ショックだ・・・。
自分の知らない家族の一面。
寂しいよね。
うーん。
でもけっこう好きです。
主人公の周子と和のやり取りなんかは悪くない。
でも比和くんはあまり好きじゃないな。

ユーモレスクか。
始まりは陽気なんだけど曲調が悲しげになって、また戻るんだよね。
簡単な曲だしね、楽譜読めなくてもピアノで弾けるだろう。
関係ないけど、むきゅうどう(漢字忘れた)を頭の中で再生すると、
途中、しかもかなり早い段階で「御旗のもとに」になる。
さくら大戦3の。
あれ?
そんなに長い曲でもないのにな。



少年が嫌いって言うのはやっぱり嫉妬なんだよね。
自分の女性ゆえの図太さとかと比べてね。
男性というか少年独特のはかなさにケッと。
それって幻想もあるんだろうけどね。
うちの兄弟は兄と私と弟で、優しくてすぐ泣くようなタイプなんだそうですよ。
弟は確かにすぐ泣くけどね。
兄なんか、私から見れば仏頂面で無愛想で不親切な男ですよ。(ひでー)
でも小さい時。まだ弟が生まれていなかったから6歳以下だった時。
母がパートから帰ってくるのが遅くて不安がって泣く兄を慰めた記憶がある。
「もうすぐ帰ってくるって」みたいな感じで。
なんだか薄暗い庭で2人だった。
すこしおかしい気がする。
祖母はどこに居たんだろう?母が遅くなるなんてあったかな?
記憶が混濁しているかもしれないけど、多分殆ど事実。
私は母が帰ってこないことに対する不安は全然感じていなかった。
なに泣いてんだよ仕方ねーなとか思ってた気がする。(いやなガキ)
でも反対に私が夜に「死にたくないよー」って泣いてる時は兄がバカだなぁと言ってくれたわけで。

子供のときは自分や兄がどんな子供かなんて考えたこと無かったけどね。
私は扱い辛い「かわいくない子供」だったかもしれない。
兄(や弟?)のように弱気で涙もろいけれど優しくて純粋・・・
みたいな子供にならなくちゃ、って少しは感じていたのかもしれないね。
だから、私の優しさって言うのは自然とでてくるものではなく義務感からでたもの。
対抗心もあっただろう。勉強やスポーツで兄に勝てないならせめて優しくてものわかりの良い、いい子にならないと、ってね。
それに、兄や弟にくらべて私は随分激しい叱られ方をした気がする。
何で叱られたのかは記憶に残っていないのにな。
出来が悪かったのか、私の被害妄想なのか。
女が私一人だったからなのか。
そのせいで、自分が男だったらこんなに惨めな思いをしなくてすんだのに、という思い込みをしてしまったのかもしれないな。
母に好かれたかったけれど、兄のように優秀(?)にはなれなくて。
根本的な自分を支える自信を育てることができなかったんだろうか。
弟も出来は私ほどではないがあまりよろしくないけど、なんだか純粋で気弱な優しいところはある。
なのに目立ちたがり屋で根拠のない自信たっぷりなところが不思議だけど。
兄もそういうところあるのかな?
まぁ、兄弟3人に共通する性質もあるだろうしね。
つまり、なれなくてなりたかったもの、自分にない性質に嫉妬してるのかなあ。
それで、自分に似たところがあるものには共感し、好感を抱く。
なるほどねー。
でも自分を憐れむのはみっともないし、憐れまれたいわけでもないし。
まぁ、人間って面白いよね、という話。
いろんな過去の要素が今の自分に影響しているという不思議さ。
すごいよなー。
そして、私に嫌われる人ごめんね。という話。
ヒガミです、ヒガミ。

うちの母は非常に器用な上勘の良い人で、
トイレの時間を見計らって便器に座らせて、ある程度の時期からは殆どおしめは濡らさなかったというから。
非常に行き届いた世話をしていたのは疑うべくもない。
お腹が空いたと泣く前に哺乳瓶からミルクを与えられ、
おしめが濡れてきもちわるい思いをすることもなく、
日記にも前に書いたけど私は泣かない寝たきり赤ん坊だったそうで。
それがいわゆるサイレントベビーなのかはわからない。
でも母は泣いている赤ん坊を放っておくタイプの母親ではないので。
泣かなかったというのは私の方に何かあるんだろうな。
たとえば
 1、泣く元気すらなかった
 2、泣くのがダルかった
 3、泣く必要がないくらい快適だった
とか。
私の予想としては3ですね。寝てれば幸せだったんだろうな。
しかし母が良かれと思ってしたのは確かだけど。
私や兄弟達が何も出来ないのはある意味では母のせいかしら、と。
何でもできる、何でもやってくれる人がいるというのは、成長のためには良くないよね。
自分と兄弟の行く先が少し不安な今日この頃。
てか、母が今大変。何も出来ない6人と3匹をかかえて。
まったく・・・。
ばあちゃんが犬猫の世話と留守番はしてくれてるけどね。
じいちゃんもなんか雑用をいくつかやってるけどね。
老人独特の不平不満と夫婦喧嘩が耐え難い。
でもな、がんばんなきゃな。これも人生修行だと思って。
ちゃんとしなきゃ。
がんばろう。
いきなり全部やらなきゃいけないわけじゃなくて手伝いからなんだから。
大丈夫、できるようになるさ。
ただ腹立たしいのは他の奴らに自立の意思が見られないこと。
一人暮らしするだけが自立じゃないよね。
金銭的に一人暮らしはとりあえず諦めたんだけど。
お前ら甘ったれんなよ?母ちゃんが死んだらどうすんだよ。
ってのは、母が最近よく言うこと。
「私が死んだら大変よ?」って
わかってるね。大変とかそういう問題じゃなくヤバイよ。
しかし母の後を継ぐとなると私以外見当たらない。
不当だと思うんだが、女だからね。
母もそう思って「私が死んだら〜」なんて言ってくるのかもしれない。
そんなことになったら私蒸発するからね。やってらんねーよ。
改革が必要な時なのかもしれない。
教育しなくては・・・自立を促さなければ。
そのためにはまず自分が自立して、見本にならないといかんけどね。
人のことを言うならまず自分から。
幸せ家族計画。がんばれがんばれ。

まぁ最終的には
シルバー人材センターで清掃の仕事をもらって働くような健康的な老後が送れればいいな、と。
今から清掃の仕事でもいいけど、飽きっぽい性格だから老後までとっておこうと思う。
趣味は必須。
老人になると目が悪くなるし集中力も無くなって本が読めなくなるって本当かしら。
恐ろしい・・・。
そういう可能性も考えておかなきゃだな。
つうか趣味らしい趣味ないもんなー。
現代人は無趣味すぎるよ、貧しいよ。
ボランティアをやるほどの経済的余裕がある老人にはなれない予感だが。
まぁ、お金持ちになったら良い事するのも良いね。

ちなみにサイレントベビーについて書かれた文章を紹介
http://www.osk.3web.ne.jp/~bonikuji/etc/etc-4-7.htm
ここのページすごいね。新おっぱいあ・ら・かるとって・・・(笑)
子供時代って大切なんですよ。
大人になって問題ありの人って、子供時代を健やかに過ごしていない気がする。
もちろん、私みたいに育ちきってしまってはもう手遅れなんですけど。
次へとつなげる意味で勉強はして欲しいな、と。
自分が子供を産むか、育てるかは関係ないんよ。
子供を育てる親を育てるのは社会だからな。
社会人になったんだから、自分が子供を育てること、老人を養うことを意識しなくてはいけないね。
その上で自分達のお金がちゃんと、正しく使われているか知りたいのにね。
他の人のこと、他の家のこと、自分には関係ないこと、国が勝手にやっていること。
そうではないと思うんだけど。
まぁ、めんどくさいもの事実で。
古い体制とか、込み入ったことはねぇ・・・。
何やってんの?会議とかしてる人って。


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