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泥沼 DiaryINDEX|past|will
仕方ないよ。って自分に言い訳。 夢を見た。 人が次々と物になってしまう。 隣にいた人が、少し目を離した隙に違うモノになってしまう。 夢の中のにぶい恐怖。 私は病院に迷い込む。でも出口がわからない。 学校で怖がられてるシスターがいたけど、道を聞けなかった。 病院で走っちゃだめだと思いながら行ったり来たりしていたら、 手術中は出ることはできませんって言われた。入れたのに。 モノになった人。 それは何かが描かれた紙だった。私はそれを破く。 モノになったって言うことはどうせ死んでしまったんだ、といいながら破く。 白い鳩になってしまった人が上のほうに留まっているので、ペンを投げてそこから飛び立たせようとした。 鳩は2匹、身を寄せあって動かない。ペンは鳩には当たらなかった。 そしたら、赤ちゃんの声が聞こえる。 モノが人に戻ったんだ、と。 私は恐怖に震える。 じゃあ私が破いた紙も復活したの? 私が破壊したことによってあれは死んでしまったの? 母が私を連れてどこかに走り出す。 車に乗れと。気付かれるな、と。 「私の勘だけど、生まれ変わるのは日本人だけ…」 じゃあ、私が破いたものはどうせ生き返らなかったんだ。 私はほっとすると同時に、自分が日本人だと思いあたる。 生き返れる。蘇れる。 不気味な喜びのようなものが心にわきあがる。 ああ、だから日本人は無宗教なんだ…みたいなことを思う。 車には何かのしるしがしてあった。 何かの言葉、あるいは意味の無い文字列。 こっそり乗りこみ、駐車場から出る。 後ろの荷物用のドアが開いているのが気になった。 そこで母に起こされた。 目覚ましを5時にかけておいたけど、8時30まで寝てしまったんだ。 その間に見た夢。 夢の中で母はどこへ行こうとしていたんだろう。 なんとなく、行く先は焼き場だと感じていた。 死んだ人や動物が燃やされる場所。 私の夢の中で、人は病んでいることが多い。
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