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実験してみようじゃないか。 5月5日までに返さなきゃいけなかった図書館の本、「チポリーノの冒険」以外は全部読んだ。返しに行かなきゃ。 「ハロー!」良かったよ。子供宇宙人説に基づいてて…。(笑) 僕たちはみんな、同じ山の頂上を目指しているんだ。 そしてそのなかで、僕たちだけがこの山の存在を認識している。 とても興味深く素敵な話だった。おすすめ。 「カエルの城」はなんだかあまり洗練されてなくて。 文章的にも物語的にもね。 なんだか不安な夢みたいだった。わけわからない。 訳者さん違うし、同じ名前の違う人かと思っちゃったよ。 どうやらヨースタイン・ゴルデルの初期の作品みたい。 返しに行くついでに正岡子規関連のもの借りてこよう。 明日図書館休みだから今日の昼休みに行かないとまずいな。 指輪物語を買って読み返してます。文庫のほう。 1巻の序章、初めて読んだときは意味わからないし全然面白くなかったんだけど。 一応世界観を理解した今、読み返してみたらとてもわかりやすく面白かった。 上1巻、2巻の見どころはなんといってもメリー! 自分なんでメリーがこんなに好きなんやろ…と思ってたんだけど。(笑) 読み返して納得したよ。惚れ直したよ。あはは。 そういや、映画のパンフで荒俣宏さんはピピンとメリーを間違えてる。 ミナスティリスでガンダルフと居たのはピピンです。 そのころメリーはエオウィンと一緒に、甲冑を着て馬に乗って戦ってたはず。(笑) いやいや、揚げ足取りはともかく。 メリーはまず、紹介からしてツボをついてくる。文章を抜粋。 “フロドが一番親しくしていたのは、ペリグリン・トゥック(ふつうピピンと呼ばれている)と、メリー・ブランディバックでした(かれのほんとうの名前はメリアドクなのですが、その名前を憶えている人はあまりいませんでした)。” 最高でしょ?名前といい紹介のされ方といい。 そして上1巻のラストあたり。 メリーのやり手っぷりを見よ!嫁さんに欲しい! この用意周到ぶりはほとんどがメリーによるものと見たね。 そのうえ『夜明け前にぼくがきみたち全員起こすからね』と。 な、なんだよ?メリーはみんなのお母さんかよ?(動揺) 上2巻の出発でも、フロドを差し置いてメリーはリーダーですよ。 道案内するし、みんなを励ますしね。 本当は不安を感じているのに落ち着いてるしね。 うむうむ、やはりメリーはいいキャラクターだ。 映画ではあまりピピンと変わらなかったけど(私も3部まで区別つかなかった)、実際は2人って正反対の性格してるんだよね。 映画しか知らなくてメリーとピピンの区別がつかない人は小説読むべきだね。 とてもわかりやすいから。 メリー(フロドも半分)はブランディバック姓なんだけど、ブランディバックはなんだか、ホビット庄の人たちから胡散臭がられてるんだよね。 なんでだろう? たしかにピピンやサムとくらべると、メリーはホビットっぽくないところがあり気がするけど。 なんていうかな、思慮深くインテリジェンスがあるというか。(私の贔屓目かもしれないが) ブランディバックは変わり者の集まりなのかもしれないな。学者肌? ピピンも好奇心旺盛で冒険好きなあたりは変わってるんだけどね。 さて、メリー語りいったん終了。 次はメリー語り第2弾か、ボロミア語りが来ると思われる。 やたら映画で人気でたレゴラスですが、小説ではわりと地味。 少なくとも私はあまり注目してなかった。 そして当時、エオメルとエオウィン、そしてサルマンとサウロンの違いがわからなかったのは秘密だ。 映画のおかげですっかり理解しました。映画万歳!(笑) 日記書きながらビートルズ聴いてたんだけど。不快なので途中でやめた。 ビートルズが不快なんじゃないよ?映画なんかのBGMは好きだよ? ただ、何かしているときに音が聞こえると神経を逆撫でるんだよね。 何かに集中しているときに周囲の音が聞こえないと言うのは無防備で不安な状態だしね。 危険が察知できない。目隠しをされているみたいなものだ。 いやいや、私の部屋はそんな危険な環境じゃないけどな。(笑) 家族が今何をしていて私の部屋に近づいてきたとか、そういうのも把握しておきたいのもある。 アホのように客が団体で来てさあ。 団体じゃないのも来てさあ。 なんか自分がなにやってんのかだんだんわかんなくなってきたよ…。 でもどっかに意識飛ばしてたのに何も割らなかった。 昨日灰皿割ったけどな。 昼休みに図書館とスーパー行ったら、すげえ道路混んでて。 今日はなんだ?何かの祝日か? スーパーではじゃがいも、たまねぎ、にんじん、野菜ジュース、牛豚合挽肉、大豆缶詰買ったのかな。 ああ、あとサツマイモだ。季節はずれだなあ。今、秋?(笑) 何でいきなり食糧買い込んだかって言うと、明日弁当作ろうと思ってさあ。 弁当って何作ればいいんだ?料理すらしないんだからさっぱり思いつかん。 私が作れそうなのはミートソース、ハンバーグ、オムライスが限界だな。 ぐああ、バター買うの忘れた。バターなしじゃ何も作れん。(ええっ) 大豆のミートソース煮でもつくるか。 じゃあトマト缶も買ってくれば良かったかな。ケチャップでいいかね。 こうして考えてみると、イタリア料理ってわりと簡単そうなの多いんだな。 味付けもトマト、にんにく、塩コショウぐらいだしさ。 しかし何が大変って、私は…作業が遅いんだよね。切ったり剥いたり。 2時間くらいかかりそうで今からウンザリ。 本のほうは、 「図書館の海」恩田陸 「トールキン小品集」J・R・R・トールキン 「歌詠みに与ふる書」正岡子規 「子規歌集」土屋文明 編 「正岡子規─五つの入り口」大岡信 「写生説の研究」北住敏夫 「隠者の文学〜苦悶する美〜」石田吉貞 …正直借りすぎた。 絶対1、2冊しか読めない。 歌詠みに〜の最初のほうチラっと読んだら、どうも子規は万葉集と実朝イチオシらしい。 あれだね、実朝って源の人でしょ? 頼朝の息子のさ、おとなしくて政治より和歌が好きだったんだけど暗殺されちゃった可哀想な方。 思い出せないけどあんまりパッとしない歌だったような。 私は耽美派だからなあ。 子規さんとは気が合わんかもしれんなあ。 歌って、なんだろう?
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