泥沼
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あらまぁ、うっかり年が明けてしまいました。 あけましておめでとう?
なんか今日はドライブ行くらしいですよ私の運転で。 めんどくせぇ〜。だらだらしてぇ〜。つうかママン隣でうるせ〜。 今日も茨城までそば取りに行くからって運転させられたんだけど…。 距離としては60キロくらいかな? 黙ってろとは言わないさ、言いたいことも、そりゃあるだろうさ。下手だからな! しかし手を振り回したり奇声をあげるのはやめてください!お願いしまっす!
ラストサムライ観てきました いや、私全然映画見に行かない人なんですけどね。 一番最近見たのはハリーポッター2かな?猫の恩返しかな?とかそんな感じ。 たまたま買い物に行ったら、1000円デーだったので見る気になったんですよ。 外人の偏見あふれるサムライ像に笑うつもりだったのに…。
やられた…。
日本について、武士道について、深いところまで理解しようとしてくれたんだなあ…。 日本人自身も失っているものなのに…。 と、感動しました。すげえ嬉しい。 リアルじゃないとか美化しすぎとか批評されてますけど。 確かに。でも、こういう風に表現したかったってことでしょ。 武士道の入門としてはとてもいい作品だと思うな。 日本の精神文化の深さを、知って欲しい。特に日本人に。 だってさぁ、居るんだよね! 自分のご先祖様を野蛮人だと思ってて、まるで自分はもう関係ないよって顔してる人!
戦えば戦うほど苦しくなる、人を殺せば殺すほど迷いが生まれる そういうことも、ちゃんと言ってくれてて。 「ただサムライが戦って、何考えてんだかわかんないけどカッコイー」んじゃなくて。 侍達が何を思っていたか、悩んでいたか、そして何を貫き通したか。 言葉じゃ表せないものを見せてもらえた気がする。 「完璧」については…まぁ、受け取り方はひとそれぞれ。 あの「武士道」独特の自分を無にした人のキモチ悪さは描かれなかった。 自分を無にして死を全く恐れない人って怖い。気持ち悪い。 そこんところでサムライには相容れないものを感じることもある。 しっかしくやしいなぁ、この映画作ったの日本人じゃないんだもんなぁ。 でも反対に嬉しい気もするなあ。 外国の人は見てどう思ったかなあ。 あんまりに武士道が美化してあるから、間違ったブームが起こって切腹はやったらどうしよう!とか想像したけど。 ……無いよなそれは。痛いもんアレ。 それより切迫した問題として。ラストサムライ観て育てた夢とロマン…。 それを抱いて日本に来た外国人の落胆を想像すると…。ううっ、痛々しい…。(笑)
インディアンと日本人をダブらせてるのが、また良かったと思う。 私がサムライもインディアンも好きだからかも知れないけど。ウハウハ。 それになんかこう日本人から見て、インディアンには共感するものがあるものな。 外国人から見たら日本人とインディアンて同じ顔だろうしね。 日本人を見てインディアンの歴史を思い出す…というのは良い演出だったと思う。 もちろん、日本人と和解したからってインディアン大虐殺の罪は消えないけれど。 同じ後悔を繰り返さないことが出来たよね、あるぐれんは。 ネイティブアメリカンの人々はインディアンと呼ばれるのを好まないそうです。 まぁ、ぜんぜん違うのにインド人って呼ばれるのはちょっとね…。 でも日本ではすっかり定着してしまっているので、申し訳ないけれどインディアンと呼ばせてもらいました。
ハッキリ言っておすすめですな! 私は見た直後は高揚状態なので何でもオススメなんだけどね…。 おかしいところもあるんだろうけど、私はエセサムライだからあまり気になりません。 アクションも格好良いと思います。 速すぎて何してんのかわかんないことが多かったですけど。(私の動体視力に問題が?) あとは、戦闘のシーンで森とか山の景色が「こりゃ日本じゃねーな…」 って感じだったけどそれ以外は大きな違和感もなく。 まぁ、最後の決戦はちょっと何かが違う気がしたけど。まぁ、ね…。 だってさ、本当の農村も侍も戦争も実際見たことないんだからさ。 日本人だって、みんな「本当」は知らないんだもん。外国の人バカに出来ないよ。
日本人であることを忘れず、誇りを持っていたいと思いました。 そのキモチ、思い出させてくれて、ありがとうありがとう!
そして、時代劇のあるべき姿というか意義というかも思い出させてくれました。 おぅわ…ますます「新撰組!」がしんぱいだ! もう今からあきらめた方がいい?ギャグだと思ってあきらめておいた方がいい? でもいいよね、面白ければ良いさ、うん。そこがもっとも不安な問題なんだけどね。 「竜馬が行く」と「大友宗麟」もちょっと不安ね。原作読んでないからなぁ…。 ていうか、みれるかなぁ。テレビが空かない可能性高いし、邪魔されそうだし。 豊臣秀吉もうっかり見はぐったしなあ。しょんぼり…。 ビデオとって見るのってほんとヤなんだよ!見るのめんどくさくなるし溜まるし! でもTV版壬生義士伝DVDちょっとほしいなー、半分寝ながら見てたからあんまり内容思い出せないけど…。 あれのメッセージは最後まで家族のことを想い続け、心はいつも故郷に…とかそういう? でもあれは脇役が良かったよね。むしろ土方さんが良かったよ! 永倉さんと沖田さんと斎藤さんも良かったと思う。 ラストサムライはどうだろう…DVDでたら買うかな?どうだろ。 でもね、映画だから良かったんだという気がする。これは是非映画館で見なきゃだ!
おまけ、 登場人物と役者さんについて。 ボブー!! ボブ(仮)役の人は時代劇では斬られ役の名人として有名な、福本セイゾーさん。 少ない笑いどころも提供しておきながら、グッといいとこ持ってってくれた。 落とし前つけてくれた…!たまんねぇよかっこいいよ! そして渡辺ケーン。勝元役です。この人もすげえ! 時代劇ってあまり見ないんで、役者さんとかもわかんなくて壬生義士伝の時はじめてケンさん知ったですよ。 あの時はちょっとお人の良さそうな好漢役だったけど、今回はまた味の違う迫力のある漢役。 パンフレット見るまで渡辺ケンさんだとわからなかった。(そりゃお前だけ) 最初出てきた時なんてこの人ナニジンだろう…?とも思った。 目が大きくて彫りが深いから少し日本人離れして見えるのかな。 信忠も良かった!好青年で。顔は地味だけど男前だ! 役者さん見たことない人だったしあまり活躍しないのかな… と思ってたんだけど、良い役だったね。 真田ヒロユキさんは、顔見た事あるな…と。 血まみれで撃たれても撃たれても倒れない根性に、思わず一緒に雄叫び上げたくなった。 たか役の小雪さん。この人も顔はみたことあるよなないよな…。 さすがに美人さんですなあ。清楚な色気っつかー。 外国人受けの良さそうな鼻筋のとおった目のパッチリした顔形です。 そしてあるぐれん役のトムクルーズ。名前はきいたことあるなあ…。 子供二人もかわいかった。 天皇のとぼけた顔と少年のような声も面白かった。(でも涙のシーンではグッっときた…) そしてすべての名もなきサムライ役の人々、みんな素晴らしいと思う。 おっと、忘れちゃいけないニンジャ! あそこは純粋に殺陣を楽しむためのシーンなので、深く考えずに。(笑) まとまらなすぎだけど、ここまで!うう、目が疲れた…。
うおー。時代劇つくりてー。男だったら役者目指したのにさぁ! ちょっと滑稽な悪役が得意な時代劇役者になりたかったなぁ…。
なんか…もっといい映画いっぱい観よう!うん! 指輪物語の2は映画館で見はぐったけど3は観るぞ。忘れないぞ。 え、キルビル?うーん…うう〜ん……。
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