ある大学院生の日記

2005年05月15日(日) 鉄人の店

六本木のほうの大学院大学で助手をしている友人が結婚式を挙げるというので、南青山のラ・ロシェルに出かけました。全然知らなかったのですが、非常な有名店だそうで、併設されたプロテスタントの教会で挙式して披露宴というのはちょっと前には大流行だったそうです。この店を知らないとか言うと、MMさんやHHさんのような美人の先輩方に馬鹿にされそうなのであんまり大きな声ではいえないのです(たぶん読んでないし)が、さすがに大学院の同級生には知らない人もいてくれたので安心です。安心しなくてもいいのですが。新郎新婦揃ってすぐ近くのA学院の生え抜き(?)なので、その土地柄もあったのかもしれません。あ、A学院というと上司に絡まれそうな気がしますがまあいいです。

さて、プロテスタントの挙式も、外で雷がなり地震が起きるという天変地異のなかで恙無く終了しましたが、新郎が号泣していたのが印象的でした。ああいうのって、片方が号泣すると他方が覚めちゃうんじゃないかと他人事ながら心配しました。ま、新郎くんも思ったより素直に育っていたということでしょう。レストランの料理はさすがに「美味!」でしたが、やっぱり量より質を追求した結果なのでしょう(少なかったといっているわけではない)。

しかしなにより披露宴でびっくりしたのが、大学院時代にさんざんにからかっていた新郎くんが実はかなりのハイブリッド…ではなく、サラブレッドらしいということでした。それをおくびにも出さなかった彼は「親の七光りを利用しない」という点では立派だったのかもしれませんが、あの大学院ではそれもさらにからかいの(いぢめの?)ねたにしかならないということに彼自身が気付いていたのかもしれません。

いずれにしても新郎くんが素直に幸せそうだったのでめでたい限りなのですが、2次会で某Sくんの出会いを演出できなかったことはやや悔やまれるところです。ネコ●スに似た好青年なんですがねえ。


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