たまに××したり。
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2005年01月20日(木) 恩返し。

「日頃お世話になってるんで」

と言うことで、ユタカ君が飲み会を企画してくれた。

「全部おごりますから」

悪くない企画だね。確実にあたしなんかより高給取りなんだから、たっぷり飲み食いさせてもらおうじゃないの。

先にバイトの子達を招待し、焼肉屋でねぎらいの会を開いたらしい。

「今回はパートさんたちと元マネと、Kさんもいっしょに、と思いまして」

K嬢は普段から自分のことしかしゃべらないし、しゃべりだしたら止まらないマシンガントークで、できたら飲み会ではご一緒したくない人なのだが、元マネも一緒なら何とかなるかな、と思っていたら、元マネはお父さんが入院された、とかで欠席、K嬢も義理のおじいちゃんが倒れた、とかで欠席、不謹慎ではあるが、同僚のYさんとほっと胸をなでおろす。
仕事を終え、焼肉屋にいくと、一足先に休みだったNちゃんの母であるミーさんとユタカ君がキムチをつつきながら飲み始めており、ミーさんに至ってはもういい感じで出来上がってる目つき。

「じゃあ、乾杯しますか」

飲み物をオーダーして、肉をテキトーにユタカ君に選ばせ、焼く焼く焼く、食う食う食う、飲む飲む飲む。
普段から天然系のミーさんは飲んでますますボケをかまし、それに加えて、Yさんと2人で

「注文したものが来るのが遅い!」

とキレ始める始末。
ユタカ君は、と言えば、テキトーに相槌を打ち、焼き係に徹し、全然楽しそうじゃないし。
まあ、オバサン3人相手に盛り上がれるほどオトナじゃないのよね。

といった感じで、話らしい話をした記憶はないのだが、あっという間に4時間ほどが過ぎ、お開き。
お会計は本当に全てユタカ君もちだったのだが、

「この間の若者達のときより全然安いっすよ」

部分的にカチンと来たが、まあ、ご馳走になったので、お礼を述べて解散。
まあ、ご馳走になっておいて言うのもなんだけど





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と心の中で思ったのはナイショ。

実は月曜日に異動の辞令が出るそうで。
うちの売り場からも絶対に誰かしら異動するであろうと言われているのだけど、この飲み会が実はユタカくんの送別会になったりして。

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うらら |あばら家足跡恋文

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