年明け2日目は何とかお休み。
これまた毎年恒例の福袋を買うべく、せっかくのお休みだというのにいつもと変わらない時間に起き、洗濯をし、雑煮を作り、寝ている家族をたたき起こし、10時の開店に間に合うように家を出る。
駐車場は案の定長蛇の列で、中には入れるまで待っていたら確実に売り切れるのでは、と夫と息子を残し、娘とお目当てのショップに向かう。
すでにたくさんの人たちがいて、みんな手に手に福袋をもっている。
向かい側のカジュアルウェアのショップは入口からものすごい列ができている。
「出遅れたかなあ・・・」
半ば焦りながら走っていくと、あたしのお目当てのショップの福袋はまだ残っていた。
さて、あたしのは買ったし、あとは娘か、と、デパートの子供服売り場へと向かう。
ここでもすごい人で、両手にいくつも袋を抱えた人たちの波に飲まれそうになりながら店内を物色。
バリバリとものすごい勢いで袋を破り開け、中を確認するつわものもいて、娘とあきれ、おののきながら何とか選んで買い物終了、その時点で、夫はまだ駐車場に入庫できていないというのだから驚き。
やっと車を止めた夫達と合流し、しばらくいろいろ見て歩いた後、実家へ向かう。
車で20分足らずで行ける距離にありながら、夏休みに行って以来だ。親不孝もいい加減にしないと、ね。
そう言った後ろめたい気持ちをよそに、部屋にはいるやあれこれお小言の連続が始まり、娘もうんざりした顔で聞き流す始末。
親戚の結婚式のときにとってもらった、と言う留袖での写真を出してきて、
「お葬式の時に使えるようにって撮っておいてもらったのよ」
などと言われてしまうと複雑な気持ちになった。
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