たまに××したり。
INDEXこれまで。それから。


2003年05月17日(土) 人生における最高傑作。

結局、朝の息子の様子があまりにもおかしいと感じたあたしは、出勤前の慌しい時間に幼稚園に迎えに行く、と言う実にアマアマな親バカ振りを発揮し、クルマを走らせた。
多分、この時間になっても幼稚園から電話もないし、特に問題なく過ごしているのだろうとは思いつつも、幼稚園に行くのが嫌だとあんなにダダをこねる息子を見たのは初めてだったので、もしかしたら本当に体調が悪いのかもしれない、と言う不安もあって。

案の定、迎えに行くと担任の先生と一緒にごく普通に現れた。
「どうでしたか?大丈夫ですか?」
と尋ねると、
「ええ、全くいつもと変わらなかったですよ。今もイチゴを使ってクッキングして味見してきた所なんですよ」

やれやれ。。。
またしてもあたしはコヤツの演技に騙されてしまった。
慌しい道すがら、息子がぽつぽつと話した。

「ママ、最近お仕事4回行く日が増えたね」

火曜と金曜が公休のあたしは2日行って休み、3日行って休み、と言うのが通常のパターンだった。それが、ここの所、ゆーじくんの異動が絡んだ人員の都合だったり、家族と一緒の休日を、と言うマネージャーの配慮によって、金曜日と日曜日を振り返られたり、と言うことが何回かあり、たまたま昨日も日曜との振り替えで、急きょ出勤になったのだ。
息子の中ではママが2回お仕事行ったらお休み、3回お仕事行ったらお休み、と言うふうに指折り数えていたのだろう。
普段、熱があろうと仕事が休めないあたしに、
「お仕事行かないで」
なんてことは一言も言わない。
だけど、きっと、親の事情を理解してくれて、一生懸命我慢しているのだと思うと、小さな息子がとてもいとおしく握った手に思わず力をこめた。





自分の子育てが間違っているかどうかなんて、そんなことは分からない。
自分がそのとき出来る精一杯と、十分に愛情を注いでいれば、それでいいじゃないか。
甘えさせるのと、甘やかすのは違う。
親だからといって、子どもは別の人格だ。自分の尺度に当てはめようとした時から、ゆがみが生じるのではないだろうか。
思い描くものと現実との間に誤差が生じたときに、歩み寄ろうとするのではなく、無理矢理軌道を修正させようとする。
あなたのためだから、と言う大義名文の前に注ぐのが心からの愛情でなく、義務的な愛だとしたら、受け取る側はどう思うのだろう。
育て方を間違えた、と言う言葉が頭をよぎった瞬間に、子どもは失敗作だという烙印を押されてしまう。

人から何を言われても構わない。
あたしの子ども達はこんなにいい子に育っているのだから。


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うらら |あばら家足跡恋文

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