たまに××したり。
INDEXこれまで。それから。


2002年10月27日(日) ママは今日もがんばってきます。

男の子の方が体が弱い、と言うのはほぼ定説になっていますが、イヤ、ほんと、息子はよく熱を出します。過去日記いくつか読んでもわかる通り、娘はこの1年病気らしい病気ひとつせずにすくすくと縦横に育っていますが、息子に至ってはほぼ、毎月に等しいくらい具合悪くなるんですよねえ。

そのたび、熱のある息子おいて仕事に行くあたしは人非人のように思われていて、そのことがあたしにはたまらなく苦痛だったりする。
人がどう思っても関係ないんだけど、今朝、仕事に行く、行かないと言う話になったときに夫までもがそう言う考えなのだ、とわかったときにはあまりのことに、悔しさとか、腹立たしさとか、悲しさとか、いろんな感情が入り混じって、言葉を失ってしまった。

あたし自身もここのところ疲労がたまっていて、正直休みたいのは山々である。
仕事って言うのは担当している人が休めば休んだなりに何とかなるものだし、また、なんとかするものであるけれど、これだけ、きっちり1時間刻みで分担されている仕事を、あっさり休むのは、それはもう、周りの人に多大な迷惑をかけること必至で、それを思うと安易に休むなんて言えない状況だ。

昨日の昼間、あたしの出勤後熱を出した息子は義母の話によれば、日中ずっと、「ママ、ママ」と連発し、ずっと泣いていたと言う。

つらいときに側にいてやれないのはあたしとてつらいのだ。

だけど。

あたしが働いているのは他ならない、家族のためだ。子どもが熱を出したから、と言う理由で、簡単に休むのは社会人として、どうなんだろう。
あたしが休みたいと思ったのは、息子のためと言うよりは自分自身の体がしんどいとか、病気の子どもに付き添ってやる、優しい母親と言うイメージを周りに見せ付けたい自己満足だ。

夫に
「こんなときくらい休めばいいじゃないか。パートなんだしさ」
と言われたことで取り乱し、一瞬休んだほうがよいのだろうか、と思い悩んだあたしは、息子に聞いてみた。
「今日ママお仕事いってもいいかな?」
息子はすぐにうなずいた。
今までも何回か、こういうことはあった。だけどそのたびに、仕事に行かないで、と言われたことはない。
娘にしても、あたしがいない日のバレエのレッスンで、周りが心配するほど大泣きしてもそんなことには一切触れず、ピッチで「おしごとがんばってね!」とメールをくれる。
子ども達なりに我慢してくれているのかもしれないが、あたしが働くことに一番理解を示してくれているのは実は子ども達なのかもしれない。


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