日々雑感
DiaryINDEX|back|next
この夏、火星が約六万年ぶりに地球に大接近するという。最接近する8月27日には、マイナス3等の明るさにまでなるらしい。
記事が載っていた読売新聞によれば「火星がこれほど近づくのは、ネアンデルタール人が見た、紀元前57537年以来のこと」。気が遠くなる。けれども、星や宇宙や地球のことを考えたときに感じる「遠さ」とか「途方もなさ」は好きだ。次の大接近は2287年というが、その頃にはもちろん自分はいない。今、自分の周りにいる人も誰もいない。そのとき地球は、世界は、どんなふうだろう。
2003年5月8日の東京は雨。星空は見えず。
|