日々雑感
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2003年03月23日(日) いちめんのみどり

さぞかし解釈しやすいだろうと思うような夢ばかり見る。対岸がぼんやりと霞む大きな川沿いの道を歩きながら、曲がるべきところで曲がらなかったことに気づき、あわてて戻ろうとする。あるいは誰もいない枯れ野。足元の草にいきなり火がついたかと思うと、あっという間に燃え広がってしまう。なぜかどちらも冬のはじめの風景。

けれども、めらめらとした炎のあとから新しく草がはえてきて、見る見るうちに一面の緑となった。目が覚めたあともはっきりとおぼえているくらいに、鮮やかな緑色だった。

夜、録画してもらったACミラン対ユベントス戦を観る。結果や試合経過は知っているのに緊張までして、画面から目を離せず。スポーツの試合を見るのは、本を読むことにも似ていると思う。あらすじを知らずに、どきどきしながら読み進めるのが初読の醍醐味であるならば、細かい部分に目を向けたり、好きな場面を繰り返し味わったり、再読の楽しみというのも確かにある。


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