日々雑感
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| 2002年09月10日(火) |
目があう、目をあわす |
朝から部屋の中で作業。さすがに煮詰まって、夕方、資料など持っていつもの喫茶店へ出かける。
2階すみっこの窓際の席が空いている。さっそく座る。読んだり、書いたりに疲れると、ぼうっと外を眺められるのが窓際の席の良いところだ。店の前の道路は、車も人もひっきりなしに通る。ときおりバスも行く。バスの窓越しに乗客も見える。何か話している人、ぼんやりしている人、こちらからはその様子がよく見えるけれども、目があったことは一度もない。
誰かと何らかの関わりを持つときに「目をあわせる」ことはあっても、例えば道を歩きながら、電車に乗りながら、知らない人と「目があう」というのは、そんなによくあることではない。ふと目があってしまったときでも、何かきまりが悪いような思いで、すぐに視線をそらしたりする。
目をあわせるのは一対一の真剣勝負であり、エネルギーがいる(「にらめっこ」を考えればわかる)。偶然、目があったときに動揺するのは、心の準備ができていないからだろう。すれ違う人、皆と目をあわせていたら、きっとぐったりしてしまうだろうけれども、ほとんどの人と一度も向き合うことなく時間は過ぎて行くのだと思うと、少しもったいない気もする。
夜、豆腐とトマトのサラダ。納豆ごはん。麦茶。健康的だ。
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