日々雑感
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2002年08月19日(月) 秋の気配

外では芙蓉が花盛りだ。家の中にいると窓の向こうから母親の声がする。「私、昔は芙蓉のようなひとだって言われたんだからね。ちゃんと覚えといてね」。「はいはい」と聞き流す父親。

夕方、近くのポストまでハガキを出しに行く。夕空にはまだ夏の名残りがあるけれど、ノウゼンカズラも終わって、草花のほうは既に秋の気配である。桔梗、萩、月見草、それにコスモスにも小さなつぼみ。町のあちこちにあるニセアカシアの大木が風にざわざわと揺れている。海沿いの道にはススキ。

明日は送り盆だ。


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