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■ words30
名前を呼ばれたような気がして
ふと振り返る
貴方が私の名前を呼ぶことなんて
もう二度とないのに
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過去を思い今を思う
でも
未来はない
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お互いがお互いを必要としていることを
お互いが知っていなければ
どんなに近くったって
意味のないことのように思います
ちゃんと言葉にしなければ伝わらない
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貴方の幸せを見届けたいとも思い
貴方の幸せを見たくないとも思う
どちらにせよ
引き裂かれるのは私
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私の乾きはなくならない
私の飢餓感は去らない
いつになったら潤うのか
どうすれば満たされるのか
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中途半端なことは嫌い
そういう私は中途半端なことを
繰り返そうとしているのかも
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もしも貴方への想いを焼き捨てたとしても
私はその灰をまた大切にしておくのでしょう
未練と呼ばれようが
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なんで他の人じゃダメなんでしょう
私を好きだと言ってくれる人を
好きになれればいいのに
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自分が必要としている人に
私は必要とされてない
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ただ砂の城を作っているかのよう
どんなに立派に見えても
すぐに崩れ落ちるのならば
意味のないこと
私の心の中には
いくつもの残骸が
2000年01月30日(日)
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