す〜のお勝手お気楽な日常
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2004年10月17日(日) ずうずうしいにも・・・

今日は、「今まで見たことない人種」を見てしまった。
こういう人っているんですね。

家族で吉祥寺へ。
いせやで焼き鳥をたべよ〜、ということになったので、いせやへ。

今日は混んでいて、2階の座敷になった。

我が家が1度目の注文の品を飲み食いしていると、す〜の後ろのテーブルに
夫婦・息子・娘の4人家族がやってきた。
息子はいきなり、寝転がってゲームボーイに夢中。
娘のほうもず〜っとゲームボーイしている。

その家族が1度目の注文の品を飲み食いしているところで、だんなが次の注文を。
「ハツ・タン・カシラを塩で2本ずつ・・・と、焼酎1杯」

焼酎はすぐ来た。

でも、待てど暮らせど焼き鳥がこない。

おっかしいな〜
20分も待っている。
す〜の対面に座って、その後ろの家族をずっと見ていただんな。
だ「そっちの後ろの家族さ〜、ウチが頼んだのと全く同じモノが来てさ、喰ってるんだよね」
す「ん〜、でも、違うもの運ばれたら、違うって言うよ・・・だから同じの頼んだんでしょ?」
だ「そりゃ、そうだな・・・」
そのあと、やっぱり焼き鳥は来ない。

後ろの家族は、食べ終わると帰っていった。

30分以上待ったところで、だんなが頼んだお兄ちゃんに
「注文、入ってる?」と聞くと、
「入ってますよ・・・まだ来てないですか?・・・今日は混んでるから。もうしばらくお待ち下さい」と。

それから10分待っても、焼き鳥はやって来なかった。

お兄ちゃんもおかしいと思ったのか、もう一度来て、「まだ来てませんか?・・・伝票確認してきます」と。

持ってきた伝票には、最初の焼き鳥の本数に丸印、そして、追加の注文の「6」に丸印・・・
え?
丸印がついてるってことは、運ばれてきたことになってるの??

どうやら隣のテーブルに運ばれて、それをさっさと食べて帰っちゃったみたいだ、とお兄ちゃんに告げた。

隣のテーブルに持ってきたのは別の店員だったのだけど、どうやらこのお兄ちゃんが「座敷の家族4人のところに持っていって」と言ったみたいで、
隣のテーブルに運ばれてしまったらしい。

だけど、そうであったとしても、普通、注文していないものが運ばれてきたら、「ウチは頼んでません」と言わないか?
それをさっさと喰って、さっと帰ってしまうなんて・・・
ウチの伝票にカウントされていたということは、モチロン、その家族は6本分をタダで食べていったということになる。

お兄ちゃんが、「申し訳ありません。焼き鳥お持ちしましょうか?」と言ったけど、なんだかとても追加で食べる気にならなくなってしまったので、
その注文を落としてもらって、帰ることにした。
お兄ちゃんは「申し訳ありませんでした」と言いながら、焼き鳥の注文のところに書いてあった「6」を消していた。

それにしても、間違えて運んだのは店側の落ち度だったとしても・・・
こんな家族っているんだな。
こういう親に育てられる息子と娘って、どんな風に育つんだろう?

「お店のものをお金を払わずに取ってきてしまったら、泥棒ですよ。
 他人のものを黙って持ってきてしまうのも、泥棒ですよ」
私は小さい頃からそう教えられた・・・
娘たちにもそう教えているし。

こういう家族が存在する、ということを見せ付けられて、なんだか、すこ〜し、ショックだった。

「ずうずうしいにも、ほどがありますよ・・・」


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