春なんて嫌い。

　もう何もする気が起きません。こんな怠惰自慢要らない。でも生きてますので皆さんこんにちは。お元気ですか。私は不元気です。
　滝のように流れる鼻水。ぶーっとかんでもすっきりするわけではなく、ただただ滂沱たる涙のように流れるのは鼻から出る水。ふきとるばかりで鼻の下がひりひり痛いので、こよりにしたティッシュを量穴に突っこむ日々。そうさティッシュで牛の鼻輪状態さ。もう娘たちも何も言わない。おかーさんの顔のおかしさも、日常になれば気にすることなど何もない。
　外に出るにはマスクが要る。マスクで花粉を防いでいるとも思えない。でも必要。だってマスクの中では、両穴にティッシュ。鼻輪を隠すためのマスク。

　微熱っぽい。（36.7で微熱っていうのは基礎体温低すぎると思う）
　どうやら風邪を引いたようだ。つーことはダブルパンチだ。
　さらに女性特有のアレで、眠くてたまらない。薬の所為だけではないだろう。
　ぼーっとする。ひたすら眠い。そして鼻水。もう私生きている価値がなくてもいい。鼻水だけが人生だ。さようなら人類。さようなら地球。私は鼻水とともに死んでいく。

　体は結構、忙しいんですよー。なんだかんだで外へ出る。
　PTA仕事、しかり。新１年生のなんたらかんたら、しかり。卒園児のふんたらぬんたら、しかり。
　外へ出るたび、連れ帰る花粉のおとも。私は蜜蜂になりたい。花粉を団子にして大切にいただくような虫になりたい。花粉をありがたいと思いたい。

　先日の仕事は楽しかった。食育フォーラムに参加してきた。早寝早起き朝ご飯キャンペーンみたいなの。ミーハーな役員仲間と一緒にミーハーってきた。あのねえ私のねえ目の前の椅子に、調理師免許を持ってなかったとかいう噂の服部先生が座ったのー。目の前よ目の前よ。なでつけられた美しい白髪の流れから、ほのかに漂うポマードの香り。（でも私は鼻輪のためにわかりませんでした）
　脳化学者の先生が母親になって体験した、とてもおもしろくてためになる講話を聞いているあいだ、百マス計算などで有名な陰山先生がげらげら爆笑されていたのも印象的。「まあ陰山先生ったら笑い上戸なのね（はぁと）」と、ミーハー役員仲間が呟いていたのも印象的。
　お話は良かったです。大変ためになったです。早寝早起き朝ご飯。脳研究からいっても子供の成長に最適な条件。さらに読書。読書素晴らしい。ビバ読書。
　小学生も中学年になったら、ファンタジーを読ませるのはとてもよいらしいです。自分の体験以上の出来事が、本の中には溢れている。映画やマンガもいいけれど、文字のみの情報で脳内に妄想、否、想像することが大変大切なのだそうです。想像力を育てる。うん素晴らしい。

　この日記を読んでくださる方には、ファンタジー書きの方が多分割合としては一番多いんじゃないかと思います。だから覚悟せえよ。あんたの書いたお話を、いつ私が娘に読み聞かせるかわかったもんじゃないよふふふ。もちろん私の検閲後に。
　だから、いや〜んリアル小学生に読まれちゃうそれはまずいったらありゃしない、とか思ったら、今すぐ物語内にアダルトエロエロシーンを盛り込みなさい。そしたら絶対娘には読ませません。それはそれで私が楽しいわふふふふふ
　残虐血飛沫、というのは程度にもよるよな〜。自分の書いてるのは娘に読んで貰う価値はないよな〜。小学生向けのは書いてないし〜。
　ああ妄想は楽しいね。こうして娘たちも妄想力を育てていくのだろうなあ。あっ違うや想像力だね☆

　そんな感じで、そろそろまた外へ出なくてはなりません。ちびこが卒園間近で、お迎えに行く時間はすぐにやってきます。ああ〜新１年生グッズが全然出来てない〜
　本当に。夜は眠くて何も出来ないし。昼も眠いし。私は最近、何もしていません。小説の創作も、実はドール服もそんなにやってない。ビーズアクセサリーは作ってた。必要に駆られて……だってスワロフスキー使うとキラキラ綺麗で、卒園とか入学とかのイベントには良いんだよ……自分で作れば安価だし……すごいこれ大きい。安価で綺麗で楽しい。素晴らしい。しかし服が入らない。謝恩会とかイベント続くのに、一体何を着ればいいんだ！
　そんなわけで、鼻輪をつけたまま私は運動をしなくちゃいけないようなので、創作はもうしばらくお待ち下さい。大イベントが４月までずっと控えてる。すごくいっぱい泣くんだろう。目と鼻から水分がずるずる抜けていくんだろう。トイレ回数すら減るくらいに。ああ、春は大好きだったのに。切ないな。でも、想像も（妄想も）できないほど新しい未来が、ボクを待ってる。

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