perspective
DiaryINDEXpastwill


2009年03月17日(火) 「トライアングル」最終話

ほー。慎吾くんが座頭市ですかー。
これは面白そう。
座頭市の「最後」を描くので「THE LAST」なんだと思ったら、映画化(映像化?)もこれが最後だそうで。
…うーーーん。本当にそうなるのかなぁ…。また十年以上先とかに映画化されることもあるんじゃないの?
だから今からそうやって煽るのもどうかと思うけど。
で、今回はフジが付いてるのかしら。最近の「めざまし」にしては珍しく芸能トップで取り上げてたし。
そうするとまた派手な宣伝ぶち上げそうね(苦笑)そういうお祭り騒ぎ大好きな局だもの。


映画と言えば、もしかして今月無いんじゃ…と心配してた3月の月イチ。
今日公式サイト見たら、28日の予定に入っておりました。ほ。
「ワルキューレ」と「ドラゴンボール」は入れて欲しいぞよ。



「トライアングル 最終話」
この1時間で決着つくの?とふと心配にもなりましたが、なんとか納めました。
まーーー、相変わらずツッコミ所はあるけども!

普段ミステリーを読まないワタクシなので、ミステリー的な出来不出来については上手く評価できません。
ただ、そういう人間から見ても、おいおいおい!てな所はあったわけで(苦笑)
それは連続ドラマとして回数を持たせなければいけないとか、もろもろの事情というものもありましょうが
あれもこれも盛り込みすぎちゃった?というのが1番でしょう。
それに豪華出演者多数というのもね…。多すぎてそれをさばくだけで手一杯になってしまった感も。
…「開局50周年記念」でなかったら、もうちょっと違う形になってたかもしれませんねぇ。
ほんと、俳優陣の使い方は勿体なかったなぁ。
特に主人公とヒロインに魅力が欠けていたのがネック。
ただ周りをひっかき回すだけの主人公と
メインストーリーへの絡みも少なく、立ち位置が中途半端だったヒロイン。
うーーーん。メインがそんな描き方されちゃ、どうにもならんでしょ…。
あぁ勿体ない。

さて、総括めいたものは置いといて、最終回の雑感。

やっぱり丸さんかーーーい!
でもさ、あんなライフル持って、いつの間にか黒い上着に着替えてたりして、
その荷物はどこから持って来たん?
佐智絵殺害の動機になる、妹が横領の濡れ衣を着せられて…という事件も、今まで出て来ましたっけ?
葛城パパの会社がうさん臭いというのは、覚えあるけど。見返すとあったのかな?
動機としては…無くはないけど(少なくとも小説のそれよりは、マシ)なんだか唐突な感じが否めない。

唐突と言えば「警察上層部」の正体。
OBの議員が圧力かけてた…ということで落ち着いてましたけど…は!?誰よ!
黒スケが内密に調べてたというのも唐突。
せめてさぁ…黒スケパパから渡された封筒の中に(八ヶ岳の火事の記事だけじゃなくて)
何らかの書類とか入ってたという伏線が欲しかったよ。
「上層部」と新藤との繋がりもね。結局誤摩化された気がするよ。
第一、新藤がそこまで繋がりのある人間なら、戸籍を買ってひっそり生きてた必要も無いんじゃないかと。
新藤が「上層部」の弱みを握ってたのか、単なる「上層部」の子飼いだったのか。
そこらへんもよくわからん。
やっぱり最初から見返さないと判らんのぉ。見返しても判らないかもしれないけど。

そうは言っても、取調室での3人のシーンは密度濃く、見応えありました。
何より小日向さんの演技が素晴らしかった。
あの告白には、怒りも苦しみも恐れも全て凝縮された25年を背負って来た男の凄みがありましたねぇ…。
狂気を演じさせたらピカイチじゃないんだろか。


今日の黒スケちゃん。
「俺も人を信じられなくなりそうです」で、もう丸さんが実行犯だって示唆してますよ(苦笑)
微妙にネタバレ。

今回もゴロファン好みの、苦悩する黒スケが思った以上にありましたねー。
特に丸さんが犯人だって判っても、それでも信じられないでいるところとか。
だから真相が明らかになっての、郷田とのスッキリしたような会話や
黒スケパパに手帳の秘密を「知ってるんです」と言った時の笑顔の晴れやかさったら。
もー、可愛いったらありゃしない!そりゃぁ黒スケパパもいろいろ気を回しますって(笑)
可愛い1人息子に変な虫が付きやしないかと、周囲かぎ回ったりもしますわな(爆)

で、結局、唯衣ちゃんとは何も進展なしですか?

丸さんに拳銃突きつけた時の「何してるんですか」
恫喝するような声でなく、抑えた声だったのが良かった。より一層そこに黒スケの苦悩が感じられたから。
あの掠れ声がまた好みなんですけどね。えへ。
これとか、泣きそうになりながら丸さんへ思いを吐き出すとか、
感情を押し殺しながらの演技って、感情を爆発させるのより難しいと思うんですけど…
ゴロさん、こういうの上手くないですか?(結構ワタクシ好み)

本部へ連れられて行く丸さんに食ってかかろうとした郷田を、羽交い締めにして止める黒スケ。
羽交い締め……できてないやーん(爆)
ただでさえ江口さんの方が背が高いし、体格も良いので、ゴロさんが後ろから羽交い締めしてるのに
背中にへばりついてるようにしか見えません(笑)
シリアスなシーンなのに可笑しくってさぁ…。
でもその時の2人並びの横顔のアップが、ウットリするほどカッコ良くてね!ふぅう。
笑ったり萌えたり忙しいのなんの。

そして取調室でのあれこれ。
丸さんを殴り飛ばす黒スケ。まさか殴るとは!
いや、熱血黒スケなら「あり」なんでしょうけど、演技でも人を殴るという行動がどこか新鮮で。
なぜか黒スケの胸にすがりつく丸さん。あの身長差がさ、なんともいえない空気を醸し出しておりました(苦笑)
…でもちょっと萌えた(おいおい)
自殺しようとする丸さんの拳銃を取り戻せない黒スケ。
丸さんの頭に銃を突きつけた郷田を止めようとして、吹っ飛ばされる黒スケ。
期待通り!やっぱり力仕事は向いてません(笑)

そしてパパとの会話。
最初の頃はファザコンと言われてた(苦笑)黒スケですが、
最終話では一人前の警官として刑事部長と対峙してました。
これは黒スケの成長の物語でもあったんですね。
でも最後の親子の会話が、なんか可愛らしくもあり。
なんだよー、ファザコンだけじゃなくて、親バカでもあるじゃん!この親子(笑)


というわけで、最後まで黒スケ萌えを堪能しました。
1人ファッションショーかよ!と言うほど、衣装持ちだったし(笑)
あのパイピングのあるベージュのコートは衝撃でした。やっぱりあれが1番でしょ?
慎吾くんも黒スケコスといえば、あのコートだったもん(笑)



↑エンピツ投票ボタン

My追加


nyabe(旧:kino) |MAILblog

My追加