Opportunity knocks
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| 2004年07月31日(土) |
ナイン・ストーリーズから |
「バナナフィッシュにうってつけの日」 文章(小説)に関してはほとんどひとめぼれする性質で、はじめの印象でだいたい好き嫌いが決まってしまう方なのだけど、どちらか決めかねてというか自分でそれを読んでどう思うのかがはっきりとわからないというときが稀にある。 で、とにかく読んでみよう、という感じで読んでいるとそのうちに何となくああいいな・・とその良さみたいなものがじわじわ浸透し、いつのまにか知らないうちにひきこまれていってしまう。R・カーヴァーとJ・Dサリンジャーはわたしにとってそういう作家かもしれない。
特にサリンジャーはいまだによくわからない。好きとか嫌いとかいう言葉では上手く説明できないし。 受ける側のモンダイなのだろうなとは思うのだけど、カーヴァーとサリンジャーにもそう読者に思わせる原因のようなものが共通してあるんじゃないかと、本を読んでいてすこし思った。ようするに、読者に迎合しない、あるいは読者を意識しない作家であるということ。わかりにくかな。わかりにくいよね。
えっと「バナナ〜」の感想。 なんていっていいかよくわからないのだけど、現実感が妙に欠落しててでもみずみずしくて、とにかく不思議な小説。シーモアとシビルの会話が好き。ラストはすとーんとおちる感覚。グラース家のことはフラニーとゾーイー以外ほとんどわからないので、ほかの小説も読んでみようかなとおもう。
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