Opportunity knocks
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| 2003年07月05日(土) |
無私という言葉に意味について考えてみる |
「木を植えた男」読了。 無私の行為というものについて考えた。「私」というものなくして、一つの熱情を持ち続けるということについて考えた。そしてつねに「私」を先に考えてしまう自分のことを考えた。
たぶん、この男のようにわたしは生きられないと思う。でも、この男のように何かをなしうるのだという熱情は持ち続けたいと思う。そんなに崇高なものでなくてもいいし、ほんのささいなことだっていい。少なくとも、それが自分も含めて誰かの気持ちを豊かにすることであれば、それを持ち続けたいと思う。 そして、豊かに生きていたいと思う。
最初、装丁にひかれてこの本を購入したのだけど、中に書かれてる挿画がやはり素晴らしかった。あとがきを読んでみると、この絵の作者のフレデリック・バックという人は短編アニメ映画も作っている映像作家で、米アカデミー短編映画賞を受賞したこともあるとのこと。というかこの「木を植えた男」をもとに作った短編アニメ映画がアカデミー賞を受賞したらしい。絵がとても素晴らしいものなだけに、たぶんその短編アニメも芸術性の高い素晴らしいものなんだろうな、きっと。観てみたいけど観られないものなんだろうなぁ。
とにかく良いものを読むことができてほんとうに良かった。
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