Opportunity knocks
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流行性耳下腺炎、ひらたくいうとおたふくかぜ。 おたふくかぜ、である。それも入学式の前日に。
昨日の夕方、買い物から帰ってきて夕飯をつくっていたら、コドモが歯が痛いと言ってきた。口を開けさせてみてみると、別に虫歯らしきものはない。 おかしいな、と思ってコドモの顔を正面からみてみると、微妙に左側が脹れている。風邪ひいてリンパ腺が脹れているのかも、そのときはそう思った。医者に診てもらった方がいいかな、薬飲ませて様子みようかなと考えていたら、ふとオソロシイ考えが頭をよぎった。おたふくかぜかも・・・。 夕飯の用意はうっちゃって、すぐかかりつけの病院に行った。 病院は思ったよりすいていて、すぐ先生に診てもらう事ができた。 「どうですか・・先生」とわたし。 「おたふくかぜですね。間違いなく」と先生。 「・・・・・・・・・」
おたふくかぜは一応、伝染性疾患の一つなので罹患すると学校及び職場など、公共の場にでることはいっさい禁止される。伝染の恐れはなくなった、と医師が判断するまで出席停止、それも少なくとも1週間以上・・。
「あのー明日は中学の入学式なのですけど、もちろんだめ、ですよね・・」とわたし。 「はい。もちろんだめです。かわいそうだけど」と先生。
コドモは、訳がわからない様子だったのだけど、病気が原因で明日の入学式にでられないというのは何となく理解したみたいで、かなりショックを受けてる様子だった。病院から戻ると、ショックからかおたふく風邪ウイルスが猛威を奮い始めたのか(たぶん両方)熱が一気に39度近くまで上がって、寝こんでしまった。
そして今日。結局、一人で入学式にいってきた。 どのみち、教科書とかいろいろなものをもらいにいかなければいけなかったし、休む間どんなスケジュールになっているのか、それをどうやって補てんするのかということを担任の先生に聞いてこなければいけなかった。それに入学式や友達の様子、担任の先生の話などをビデオカメラに撮って、出られないコドモにみせてやりたかったのだ。 ものすごい雨風の吹く中、ビデオカメラで一部始終を撮り、先生の話をメモし、重たい教科書をよろよろしながら持って帰った。正直にいって、かなりブルーな入学式だった。 コドモは相変わらず熱が高いものの、撮ってきたビデオを見たがったり、新しい教科書を開いたりして、それなりに中学に入学したという雰囲気を感じているみたいだった。
それにしても、なんで入学式の前日におたふくかぜなんかにかからなきゃいけないんだろ・・・。これも親であるわたしの不徳のなせるわざなのだろうか。 溜息、である。
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