Opportunity knocks
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2003年03月17日(月) 再録

下の文章は月曜日に書いた日記です。
あまりにもまとまらない文章だったので書いてすぐ消してしまったのですが、
何人かの方に感想のメールをいただいたので、再録することにしました。
よかったら読んでください。

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少し前のことだったと思う。
夕方、コドモを塾に送っていきがてら、木ねじを買いに
ホームセンターへいったときのこと。

目当てのものをみつけてレジに並ぼうとした時、
すぐまえに並んでいる人の横顔が目に入って、はっとした。
その人はほとんど耳がなかった。鼻もほとんど凹凸がなかった。
目は眼球だけがビー玉みたいに小さくて丸くて、そして顔の表面はほとんどケロイドで覆われていた。まだ若そうな男の人で、髪の毛は金髪だった。それも明かに地毛ではなく鬘を被っているのだということがすぐわかった。

まわりの人はその人の顔をぽかんとした顔で眺めていた。じろじろみるのが失礼だとかそんな風に思うより先に、あまりにもその人の顔が普通とは違っているので、じろじろ見てはいけないという考えが思い浮かばないようだった。
そのくらい、その人の顔は異様だった。

その人は無遠慮に見つめる人の視線を完全に無視していた。
でもその人がそのような視線に対して、怒りと怯えみたいなものを感じていることが何となくわかった。
誰とも視線をあわそうとせず、お金を払う時もずっと下を向いていた。
おつりをもらうと早足で店をでていってしまった。

家に帰ってもその人のことが頭の隅にずっと残った。
そのような体を抱えて生きるということがどういうことなのか、
考えずにはいられなかった。
どうしてそうなったのかはわからない。不幸な事故だったのか、それとも自ら望んだ結果なのか。(焼身自殺をしようとする人は思ったより存在する)
そういう人生もあるのだとぼんやり思った。

自分の知らないところで、そういう人生を生きている人がいるということが何となくショックだった。世の中にはいろんな人がいる。食べものがなくて飢え死にしそうになっている人もいれば、戦争で手足をなくした人もいる。日々虐待を受けている子供もいれば、全身にやけどを負い、常に人々の突き刺さるような視線にさらされている人もいるのだ。
そう思うと、なんだか生きていくこと自体途方もない気がした。
















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