Opportunity knocks
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「ムッシュ・カステラの恋」を観た。 カステラ氏に感情移入しっぱなし。 たしかにカステラ氏はがさつで無知で決してsmartとはいえない人間だけど、でも芸術を愛したり、誰かに恋をしたりするのに小難しい理屈や、きどった態度や、表面だけの優しさなんかがはたして必要だろうか。映画の中で、そういうものにこだわった男が結局ほんとうの愛を得ることなく去っていった場面があったけど、やっぱり人の心を揺り動かすものはもっとシンプルなものなんじゃないかなと思う。 例えば、打算のない素直な気持ち。相手のことを真摯に思うこと。
最後の場面、カステラ氏が劇場にきているのを知ったクララの笑顔がとても良かった。カステラ氏の気持ちが届いてほんとうに良かった。
観終わった後、恋がしたいなとほんの少し思う。 でも恋なんてしようと思ってするものじゃないんだろうな。 そして見た目より楽しいことばかりじゃないということもなんとなくわかっている。 やっぱり、こんな風に良い映画をみてつかのま、恋をしたような気分に浸るくらいがいいのかもしれない。
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