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| 2003年07月03日(木) ■ |
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| 警察学校教官の嘆き |
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今朝の新聞に載っていた記事ですが・・・ 警察学校のある教官は、一線の警察署長から、「今度の新人は、職務質問が出来ない」とけなされ、悔しい思いをしたことがある。 ひ弱で体力がない。集団生活になじまない。礼儀を知らない・・・今時の若者の姿だそうです。 現場の教官達の本音は、体力の極端な低下、体育会系の出身者が減り、懸垂が1回も出来ない者、ソフトボールを投げて骨折、ホウキの持ち方もしらない、湯飲み茶碗に茶葉を入れ、その上から湯をそそぐ。大半は、集団生活の経験がない。常識が身についていない、学生達を一列に並ばせ、敬礼させることから始まって警察官としての自覚を持たせるまで教育するのは、大変なことだ。と警視は言う。 採用が決まった学生を集めた時に、茶髪やピアスの学生に衝撃を受けたそうだ。 職務質問の実習で、容疑者役の教官に声をかける学生二人は、もじもじと譲り合うしぐさをしながら、細い声を出し、教官に「うるさい。忙しい」と怒鳴り返されると、顔を引きつらせてすくんでしまったそうだ。 「他人と話すことに慣れていない。怒鳴られることもないから、彼らが戸惑うのは当然。根気よく付き合うしかない。今の若者に足りないものはあるが、だからといってあきらめてはならない。学校生活の中で警察官としての自覚と社会人の常識は身につく、一つ壁を越えたら、次は現場で鍛えられなければならない。としめくくられていた。
どんな職種も学生教育、新人教育は子育てと一緒で大変だなと、共感しました。 子供達に、勉強、勉強と、小さい頃から、塾に通わせて、大学を卒業し、社会に出たときに、もやしのような、頭でっかちの子供は、社会に出たらもう人間関係に踏み潰されるんだろうな・・・
私の小学生の頃は、テレビゲームなんてなかったので、近所の子供達と、暗くなるまでケンパ(ホームランケンパ・カカシケンパ・いし踏み)ゴム飛び、縄跳び、カエルやザリガニを取りに行ったり、鬼ごっこをしたり、よく遊んだ楽しい思い出がいっぱいあります。
TVアニメは、巨人の星、アタックナンバーワン、サインはV,エースを狙え。。。根性もののアニメが多かった・・・ 雑草のようにたくましく、何があってもへこたれないよぐらいの勢いで、社会に出ましたが・・・
ナースの世界は厳しい先輩もいっぱいおられ、新人の頃は私も「今の若者は、新人類」・・・なんて言われていたように思います。同期の仲間や、一年上の優しい先輩がいてくれたから、頑張ってこれました。 現場に出て、涙あり、笑いあり、いろんな経験をし、失敗を繰り返し学ぶことも多かったな。
今の若者は、ピーヒャラのアニメで育ち、叱った後は、ホローに倍時間がかかったり、もう中学生から、メークをしたり、茶髪、ピアスなんて常識の範囲に入るみたいで、引くことも多いですが、インターネットの普及で、情報はいっぱい知っているし、中堅ナースも専門職についたからには、学ぶ姿勢を持ちつづけなくは。。。 まだまだ、若いナースには、負けられませんぐらいの、根性で頑張らなくっちゃ。
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