TOI,TOI,TOI!


2002年12月01日(日) 自分の意見を言う

昨日、マライケ&バーバラと3人で、コンサートにいってきた。
ベルリンで教えているという、ドイツ人(女性)のリサイタル。
場所は、フランクフルトから南に50km、Bensheim。

会場に着くと、そこにはマライケの友達がいっぱい!
ドイツには、いろーんなジュニアオケがあって、そこで知り合った友達なんだって。
抱き合って再会を喜び合う皆さん。
片っ端から私のことを皆に紹介してくれるマライケさん。
マライケと同じ位か、もっと若い子ばっかりよ。
そんなとこに混じっても割と違和感のない身長155センチの25歳。

コンサートの主催者の方が、私達みんなの分、招待券を用意してくれた。
その代わり、チケット売り&もぎりをみんなでやることに。私も、もぎり。

コンサートの休憩時間に、マライケとバーバラ2人に、
「どう思った?」と意見を求められる。
うう。来た。
「周りにいっぱい人がいるから、嫌。あとで。」と逃げようとしても、
「なんでよ?言ってよ!」としつこい。

やっぱり?

自分の意見が言えなきゃ、この国では生きていけない、ですよね。
可愛い顔してても、やっぱり2人ともドイツ人なのね。
そうやって小さいときから鍛えられて、育てられてるのね。
いいじゃーん、いろんな人がいてもさ、って思うんだけどねー。
そんなぬるいこと言ってちゃ、そのうち相手にされなくなるんでしょうね。

もう、この2人と仲良くなってから、いろいろ日本のこととか、いっぱい説明させられてるし、何かっていうとすぐに意見は求めてくるしで、
日々、大変ですー。

でも、おかげでドイツ語の練習になっていて、前と比べたらずーいぶんしゃべることに慣れてきて、話し言葉で使う語彙も増えてきた。
今は、話すのが楽しい。自分でも、驚き。こんな日が来るとは。
最近は、なんか言いたいことがうまく言えなくて困ったときに、逃げようとして
「ドイツ語で言えないから・・・」とでも言おうもんなら、2人から同時に、

「DOCH!」

と突っ込みが飛んでくる。うれしいけどね。

このDOCHは、否定に対して、それを打ち消すときに使うのです。


マライケの友人達の中で唯一Bensheimに住むミレーネという子が、コンサートの後にみんなを家に招待してくれて、手作りピザを振舞ってくれた。
終電でフランクフルトに帰る途中、3人になった瞬間に、
「で、今日のコンサートの感想は?」
・・・忘れてないし。

自分はどうなんだよ?と思いながら、彼女の演奏の問題点をあげ、
なんとかうまいこと自分の意見を述べ、ま、なんとか話はまとまり、
そこから話題が発展して、こないだのコンクールの感想を言い合ったり、
いろんな作曲家の話をしたり。
ずーっと3人でしゃべりながら帰ってきました。

えっとですね。面白かった、かな。
私も、多少、ドイツ人化してるのかな・・・。
うーむ。
そこら中にいるような、融通の利かない、ただの頑固なおばちゃんにはなりたくないんだけど・・・。


  
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