TOI,TOI,TOI!


2001年08月27日(月) ロンドン

Y先生が、オーケストラのツアーでヨーロッパを周っている。先生含め3人+私の4人で、今日から2泊3日のイギリス旅行。

フランクフルト空港から、ロンドンStansted空港までは、1時間ちょい。生まれて初めてのルフトハンザは、あっという間だった。
ロンドンに到着。
第一印象は、「可愛い。」色使いのセンスがうまいなあ・・。ドイツもセンスは悪くないけど、ドイツよりもっと、なんていうのか、女の子の気持ちをくすぐる感じ。         

今日は、夜、先生たちのコンサートがあるので、ロイヤルアルバートホールに直行。
行き方を教えてもらおうと、空港のインフォメーションへ行くと親切な女性が、バス乗り場と降りる停留所を教えてくれ、ロンドンの地図をくれた。
あとでよく見ると、その地図、ドイツ語版。
・・・英語をしゃべっていたつもりだったのだが、そういえば、イエスというべきところを、すべて「ヤア」で答えていたことに気付いた。それだけで、この人はドイツからきた日本人と判断して、何も言わずにドイツ語版をくれた・・・なんだか恥ずかしかったけど、その女性の神経の細やかさに感動。

それにしても、毎日ドイツ語がしゃべれないことで散々苦労しているのに、こんなことだけはしっかり癖になっているのね。                                       
直行・・・のつもりが、地図を持ってるにもかかわらず、迷いまくってしまった。私の方向音痴は今に始まったことじゃないのだが・・・。
思えば、英語オンリーの世界は初めて。                                                  なんとか、リハーサルが終わる時間までにホールにたどり着き、先生と会えた。

あの満月の夜から、もうすぐ4ヶ月。

先生と話していたら、なんだか日本にいたときと同じ空気というか、同じ感覚になってきて、
「あ・・・そういえばここはロンドンだった」
と、我に帰ったりした。
先生が、コンサートのチケットを一枚と、リンゴを一個くれた。桐朋の先輩2人(団員)に会い、ロンドンの音大に今度入学する友達に会った。   


  
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