skajaの日記
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| 2006年01月19日(木) |
タニス・リーと『パリ恋』 |
『バイティング・ザ・サン』 そういえば、タニス・リーの小説を15年ぶりくらいに読みました。去年発売されて書評を目にして、でもハードカバーだからなぁと迷ってしばらく忘れていた『バイティング・ザ・サン』。暮れにケイト・ブッシュの新譜を入手し、なぜかその時に一緒に思い出して買ったの。 お話は、『銀色の恋人』の頃よりもさらに進んだSF世界。造語が多くて、人が簡単に死んだり生き返ったりするし(正確には身体を入れ替えるだけなので、本質的な「死」はない。人間に限っては)その際性別も変更可能、足が何本あっても目が何個あってもOKなんです。始めは取っ付き難かったけど、すぐ慣れた。まあ、永遠に続く生は案外鬱陶しいものだし、姿かたちではなく内面が大事、ということにえらく時間をかけて気付く、という内容だった気がします。終わりがあっけなかったね。「オペラ座の怪人」と新井素子の小説の何かのエンディングを思い出しました。
『パリの恋人』 やっと見終わったのよ〜。10月からキープしていた「パリ恋」DVD。いやー見たわ、噂の最終話。公式ホームページの「あらすじ」を読んだときは相当がっくりきたんですが、実際ドラマを見たら「禁じ手」ぽいオチもけっこう上手くできてるなーと思いましたわ。まったくの「夢オチ」じゃなくてパラレルワールドぽいのね。まあ、現代の御伽ばなしなのでみんな幸せで明るく終わってOKでしょう。ああすっきり。
今日は友達のスキーウェアを借りに行きます。うきうき。
skaja

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