skajaの日記
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| 2004年03月16日(火) |
『小さな中国のお針子』 |
『小さな中国のお針子』 DVDレンタルして見ました。 映画の終盤になって、そういえばこの物語はそんなに昔のことではないんだわ、と気付いた。 1970年代。今から30年前のお話しなんですね。 珍しくあらすじでも書こうかと思って試みたけど、けっこう難しいわ。 文化大革命の頃「再教育」のために山中の村に送り込まれた2人のブルジョワ青年と、一人の美しいお針子の少女(周迅。いったい何歳なんだ?)の恋物語。あえて書くなら。 結局少女を思いながら恋仲にはなれず(相方の方が彼女をモノにする)、それでも彼女をそっと支え続ける文系青年マー(リゥ・イェ。すごい低音の声に驚き)の視点寄りで描かれる後半が切ない。 最後にきて、原題が「バルザックと小さな中国のお針子」である理由がわかった。 ただの恋物語ではなくて、文学を通して自立していく女性の話でもあったのだなと。
なにより煙るような緑の山々、それにかぶるヴァイオリンの響きが美しかったなあ。 原作はフランス語で書かれたものらしいね。 いやいや、良いもの見させていただきましたわ。
skaja

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