| 2005年04月29日(金) |
たまにはそんな名前の |
今の状態ってなんていうのでしょう。色々と。名前やなんやかやあるのでしょうけれど。 あれだ。魔女の宅急便(原作)でいうところの。中心点行方不明病だ。
こんばんわ、だからってしっぽつけて治るもんでもなし。もえぎです。 FF6で楽しくて嬉しくてうふふな日々が続いておりますが、時折ほつりと思ったりします。 特に今日みたいな、タイガー&ドラゴン見て、唸りながら膝を打ったみたいな日は。 ……うまいなあ!って唸りました。 見終わった後、快い充足感の残るお話というのは本当に良いものですね。 やっぱりクドカンは凄いやと思い知らされました。 わたしのクドカンドラマ鑑賞暦は大変短く、マンハッタンラブストーリーからなのですが。 ちょうど良かった気がしますね。 あれはその…バイオレンスもセクシャルも過剰ではなかったので。 ただ物語の技巧性、魅せ方の妙。 それに馬鹿にしているけれど嘲笑するでない親愛に基づく馬鹿に仕方。 この感覚は関西圏における『アホ』の扱いに通じているような気もするそれ。 それをたっぷり堪能することが出来ました。 クドカンはシンボルとしての言葉の用い方が絶妙に上手なのですよね。 薔薇の葬列(昼ドラに出る喫茶店名)だの少年レントゲン(ヴィジュアル系バンド名)だの。 その適当ながらいかにもそれっぽい感じのする言葉の使い方に大笑いしたものです。 ともあれタイガー&ドラゴン(そういう曲があるだなんて知りませんでした…) 二時間ドラマだったときもその軽妙さに唸りながら、 『これ連ドラでみたいなあ!』とか思っていて。 その矢先の連ドラ化でしたからもえぎさん大喜びです。
今週のお話は、わたし最初ちょっと眉をひそめて、肩を強張らせました。 余り、好きそうでない予感がしたので。 ああいう言葉遣いにはいまだに慣れることが出来ませんから……。 (以前にああいう言葉が『ぶちまけ言葉』と評されていましたが言い得て妙だと思います) けれど最後に、瞬きを忘れるほどに、凍りつきました。 『やられた』と思って。 物語を暗喩などを疑いながら解釈することは余り好きではありません。 けれど今回は壮絶な皮肉なのだと思いました。 しかもそれを、押し付けがましくなく、ただ裏に一筋の叫びめいて込めて。 鮮烈に突きつけているような。そんな風。お見事でした。 クドカンご本人、とってもとっても勉強されているのでしょう。 内容が内容だけにいちゃもんつけられたり偉そうに解説くらったりもするのでしょう。 けれど普通の人にとってなんとなく小難しそうなものを、 エンターテイメントたらしめる手腕は見事の一言です。 楽しませること、楽しいこと、ただの享楽ではない楽しさを表していることが素晴らしい。
これに関しては、 最近わたしおおはまりした上大絶賛のテレビ版攻殻機動隊にも同じことが言えます。 テレビ版スタッフが凄いと思ったのは、あれだけむつかしい原作を、 あれだけ万人に通じる(といってもそれでもハードルはやたらに高いですが) 胸のすくエンターテイメントとして構築したこと。 特にテレビアニメだと時間の制約がとんでもなく大きな問題となるでしょうに。 息詰まる戦闘に謎解きに解決といった一連の流れを三十分以内におさめるのですから。 テレビ版脚本陣ですと、櫻井さんの脚本がべらぼうに好きです……! その所為で櫻井さんのシリーズ構成をつとめる御伽草子が見たくてたまりません。 攻殻でわたしがツボだった話のことごとくの脚本を書いてらした方。 もっと、もっとこの方の言葉や世界を見てみたいと強く願ったのです。 そんなこんなでCLAMPの今度映画化するヤツも見たくなる始末です(笑) ギャー、脚本がわたしの攻殻好き脚本家さん一位二位の櫻井さんと藤咲さんですよー。 どういうことだーとなっておりました。 最近は櫻井さんの言葉が見たくってI.G.さんのサイトに日参状態です。 いつも三人交代くらいで日記を書いていらっしゃるのです。 そろそろ書き出しの文章でどなたか判別出来るようになってきたのはどうかと思います。 ああそうそう。 エウレカセブンもメイン脚本がフロッグネーションの佐藤さんで嬉しかったり。 攻殻でも佐藤さん脚本は好きでした。ただちょっと血生臭いものでしたけれど。それでも。 まさか日曜の朝子供向け時間帯に、 生きたまま人間の皮剥ぐような話は書かれないでしょうし(笑) いきなり第二話見逃しましたが、第一話から大変好印象でした。 安心して見ていられるのが、心底嬉しいです。
脚本話でいってみましょう。今日は声変わり後のドラえもんを初めて見たのですが。 ……わたしちょっと相性悪いかもしれません(苦笑) んー、あの主題をドラでするのはどうかと思ってしまいました。 ギャップの激しさを主張する意図も含まれているのでしょうけれども。 端々に現れる台詞の幾つかが余りに無神経だった気がしてならないのです。 演出や作画にやや拒否反応を示してしまった所為もあるのでしょうけれどね。 そういや声変わり直前のドラえもんも、 話の内容が余りにえげつなくて見られなかった思い出が。 でもバージルスネオには大爆笑させて頂きました(笑) いつか言ってくれませんかねえ。『のび太に生きた証ってもんをさあ!』って。 ドラえもんはどうかと思いましたが、今週のブラックジャックは比較的見られました。 こちらは演出の問題だと思うのですけれど、今まで見てられなくて。 違和感がつきまといすぎて直視出来ず、結局見ずにいたという。 しかし大塚さんの声聞きたさに(バトーさん…) 恐る恐る見たら今まででいっとうましだったような。 どなたの脚本かしらとか思っていたら手塚眞さんでした。ご子息さんだったのですね。 ―…ここまで書いて気が付きましたが。なんか今週わたしよくテレビ見てるような。 見てる日と見てない日で差が激しいのやも。疲れてすぐ寝ちゃう日も多いので。 それに今週は本もよく借りていましたし。早くもっと読まないとー。
万人が楽しめるエンターテイメント。 けれどその裏に知ってる人なら更に楽しめる秘密も含んだエンターテイメント。 ないしょめいた二重構造。それは。とっても素敵に楽しいもの。 ……サーガも、そんな要素が強かったですね。 こっそり耳打ちするみたいに、ひそひそばなしみたいに。 素敵なものがちりばめられていた。 それらを見つけるたび、囁いて貰えるたび、 わたしはついついにっこりしてしまっていました。 言葉の一つ一つがあのままで。そして。とってもとってもやさしかったから。 つい。しんじてしまうくらいに。
今日はせっかく、風邪も殆ど治って。久し振りに星降る丘へ行ったのに。 約一ヶ月ぶりに星降る丘へ行ったのに。 あそこに満ちた緑の香気が泣きたくなるほどの郷愁を含んでいたというのに。 お昼ごはんを食べ終わると、ふいにどこからともなくアコギの音が聴こえてきて。 きょときょと周囲を見渡し外を見やると、細い木陰に腰掛けて、 なまあたたかな風に吹かれながらギターを爪弾くおにいさんがいらしたのに。 そんな物語のような、絵になる光景に出会えたというのに。 たくさんのゆったりとしたおしゃべりが楽しかったというのに。 わたしの中心点は、まだ行方不明のまま。
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