日記

2004年12月10日(金) これってきっとアクシデント


ぎやあああ!?パソにお茶零したー!!
き、キーボードが狂いました……。
これも、つっかえつっかえ、書いてます。
こんな時期に壊れたりしたら、本気でしゃれにならないです……。
すみません。ちょっと、様子見てみます。
今日はこれが限界です(涙)
でもあまりに切ないので、昨日紺堂嬢にあげたお話をのっけてみます。
ポップン10。フレンチガールと掃除屋。口調が二人ともおかしい。
あああもうポップンいろはで書きたいことたくさんなのにー!!


『ミッシングキャット』(オルタナティブの二人。掃除屋とフレンチガール)

 たんたんと石畳を踏みしめて、時折翡翠の瞳が辺りを見回す。
 それは先のあかずきんちゃんなお嬢さんとは違う、大層落ち着いた眼差し。
 でも。さがしものをしているのは同じ。狼が現れるのも。同じ。
 飄々として。目つきの悪い。背の高いぶしょうひげの。

「何をお探しで、マドモアゼル?」
「からかわないでいただけますか」
「こりゃ失敬。小さいマダム」
「分かってくだされば結構ですわ、ムシュウ」
「で。何探してんだ。さっきから」
「―…シャトンを」
「あ?」
「子猫を。赤い首輪をした、小さな黒猫を探しています」
「……子猫に『子猫』って名前つけたのか」
「私がつけたんじゃありません。リエが、気に入ってしまって」
「成る程、な。んーじゃともあれ了解だ」
「これだけの情報で、みつけだせるのですか?」
「他愛もねえさ。俺は何でも屋だしな。ノワールなシャトンくらいすぐ見つける。それに」
「それに?」
「俺ってイイ男だろ?」

 ちびたタバコをはすにくわえたまま、シニカルな笑みで、本気なのかどうかわからない台詞を吐く。似合わないウインクなんてしてみせながら。そして、涼しげな眼を大きく見開いて、咄嗟に言葉を返すことが出来なかった少女をそのままに、男はその長身を信じられないくらい軽々と翻すと、雑作もない様子でひらりと手近の塀を飛び越えた。一人残された少女は、一人静かに気付いた。
 あれは狼などではない。もっと手に負えない。もっと厄介な、もっと大きな猫科肉食獣だと。

 真面目に考え込んでいた少女も、顔も体もあちこちを引っかき傷だらけで、そのくせ飄々とかっこつけて子猫と共に戻ってきた掃除屋の姿に、思わずその金髪を揺らして笑みを零したのだった。


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