日記

2004年07月15日(木) 報告書4



ちょっと今日はあこぎなことをしてしまいました。
けれどここでそれを記して逮捕されては敵わんのでひみつです。


こんばんわ、真相が気になる方は直接どうぞ(笑)もえぎです。
物凄く遅い話ですが、先週のザプレを今日買いました。
学校で…あんまし激しく欲しいわけではなかったのですけれど。
インタビューがあったので、少し悩んだ末に購入してしまいました。
そして部屋に戻りぱらぱらとサーガのところから読み始めて。
ふろくの週刊ゼノサーガにある広告コレクションに目がいって。
見て。
眺めて。
読んでみて。
気付いてみて。
―…泣き出しました。

大声で叫ぶのではなくて、喉の奥でえくえくと。
子供のすすり泣きや、しゃくりあげるあれに似た。
一万四千年後の砂漠にいたあの子のように。
その言葉におもいが溢れ出しました。
『達筆……!!』とか声を漏らしながら。

監督。監督―…。
わたしは、エピ2を、やって。
『かなしかった』のです。
どうしようもなく。ほんとうにどうしようもなく。
抗いようもなく、いくらいやいやするようにかぶりを振ってもだめで。
こんなにも好きなのに。好きで好きでたまらないのに。
わたしはかなしくてしかたがなかったのです。

楽しんでらっしゃる方はたくさん。
だからわたしがいけないのだろうとは思うのですけれど。
こんなわたしの気持ちはそんなに悪いものだろうかとも思うのです。
かなしかった。かなしくてかなしくてかなしくて。
幾ら楽しかったことを思い出そうとしてもそれにはかなしみが常に付随。
水縹の皮膜でもかかったような眼差しでしか、記憶でしか、思い出せない。

監督が、『いくつもの仕掛けを企んで』なんて仰るから。
一瞬びくりと怯えてしまったのです。またフリークスみたいなものかと。
やらず嫌いなままはいけないですが、それでもあの作品はわたしには恐怖で。
おののいていると、また仰るから。『単なる外伝モノやファンサービスモノではなく』と。
『正史』と。
だからわたしは自分の年も省みず、泣き出してしまった。

監督のお言葉は本当に魔法のくすり。
だって、本当にやさしいのですから!
かなしくてかなしくてならなかったのに、一言一言が、あんなで。
いちいち瑣末なことに一人苦しんでいたわたしのヒビを埋めてくださる。
それを言って欲しかったのです。そんな些細な、ひとつひとつを。
だからわたしは貴方を信じてここまでこられた。

石垣さんも、ありがとうございます。
そのお言葉がとても嬉しく、染み入るようでした。
『ちょっとした遊び心』、気付かせて頂きましたとも。
そんなちょっとしたことが、途方もない喜びです。
ありがとうございました。


PWを開いてみました。
ぱらぱらと、どのページを求めているわけでもなく。
適当に繰っていってめくられるたびごとに。
無条件にどんどん口角が上がっていってしまうのです。
破顔とはこれのこと。
一ページ、一ページ。すべてがいとおしく、いとおしい。
あの頃。わたしはどれだけのよろこびを抱いてこれをめくったか。
どれだけ必死になって田舎を駆けずり回り探し回ったか。
みつけたときの筆舌に尽くしがたい歓喜ときたら。
はじめて手にしたとき咄嗟に抱き締めて開くまでずっとはなさなかったか。
おやすみを告げる太陽の名残にさえ気付かず読み耽ったか。
いえ……あれは、読む、などという行為ではありませんでした。
潜る。沈む。融ける。消える。奪われる。吸い取られる。
もっと。もっと違う。近いけれど、違う。
あの感覚を的確に表現する法なんて?


エピ3、カトマサさん参戦とかありませんでしょうか。
高橋監督と光田さんと田中先生と。それに、カトマサさん。
ごめんなさい、わたしは、『意味のない言葉』は要らないのです。
カトマサさんの、カトマサ節ともいえる、あの、ことばを。
毒々しいくらいの極彩色な衝撃と印象を与えつつ果てなく繊細な。
わたし、一瞬期待したのです。エピ2やってるときに。
とある台詞に気付いてもしやと思ったのです。
『殺戮と破壊』の一言に。
ああ。これは、ギアスのときの、没台詞。
発売前ムービーには入っていたけれど、結局削除された。
その代わりイドの没台詞は別の形で収録されました。クロノクロスに。
とても驚きました。だって、ヤマネコが言うのですから。
『さあ、愛に血を流させてやろう』
『地獄の海のように、紅く、深く……!』
これはイドのことば。よく覚えています。そして下のは、また別の。何度見たことやら。
『この殺戮と破壊の日々が、神の意志だというのか』

偶然なのかなあと思うこと、もうひとつ。
偶然だと考えるにしては、相手が監督であることを考慮に入れると必然です。
とにもかくにもにちぇ炸裂なサーガ。曙光だってばっちりいます。
……SMALL TWO OF PIECEの一節に、ありますよね。
わたしのとても好きな一節。いまだにずっと使っている。
『暁の紅に染まって生まれた娘』。
曙光は原語でMorgenrote(後ろのoにウムラウトをお願いします)
モルゲンレーテ。Morgenは朝。rotは赤。
朝の赤。『暁の紅』。
……もう、この頃から?

だからこそわたしはカトマサさんの参戦を切に願います。
高橋監督と、光田さんと、田中先生、カトマサさん。そして、『全ての母君』。


 < 過去  INDEX  未来 >


もえぎ [HOMEPAGE]