日記

2003年09月19日(金) 『(題名未定…)』二日連続てあんた。



いったいどれだけオリジを載せれば気がすむのか。
楽しい!とかではなく、ひたすらに書くことが呼吸。


こんばんわ、今日は約半月ぶりに葵嬢と侘助嬢に会いました。萌黄です。
久し振りなのも手伝って、やはりテンションは高め。
ブツも渡してゲーセンも行って、でも一番嬉しいのはおしゃべり。
来週から学校始まるので、そしたらずっとしゃべれますけれど。
ずうぅっとバイトでひとりぽっちだった身からすると、
しゃべれるのは凄い嬉しい。
ブツの受け渡しも楽しいのです!
こないだ『ああこれ絶対葵嬢好みだ…』なフライヤーみつけたのであげたり。
他にも二人共にCD貸したりもしましたし。
取り敢えず暫く侘助嬢はEeLさんの歌声にもだえていると思います。

これは、萌黄のものだと思ってよろしいですね?
二メートル二十センチもあるなんて…萌黄より七十センチ近くおっきいです。
ああ可愛い。可愛いったらありゃしません。
中に入ったり、猫入れたり出来るのでしょうねえ。
ぐー入りたい。入れて入れてアルー(笑)
TGSで展示されるそうで、すっごく楽しみです!行きませんけれど!
ゲームの鋼、多分買うと思います。
てっきり格ゲーかと思いましたが違いました。
戦闘中、エドの後ろをずっとアルがうろうろしていて。
エドが呼ぶとぽてぽてついてきて。二人で協力して戦ったり。
これを聞いた時、『じゃあアルの役回りはICOのヨルダ!?』
と考えてしまい、えらくときめいておりました。
ふふふ…じゃあエドが仕掛けわからなくて困っていたら、
アルが『兄さん』とかってエドを呼んで仕掛けのヒント示してくれたり。
不思議な扉をアルが謎の力で開いて見せたり。
影にさらわれそうになったアルをエドが救い出したりするのね!と妄想暴走。
くう。アルが可愛いです。もはやエドは視界の外。ああアル可愛い。


どれだけオリジを書き溜めたら、あのカフェに置いてもらおう。
ギャラリー併設の素敵なカフェ。ご飯も美味しくって大好きな。
やはり十本は書いておかないと不安でなりません。
でも気負いはそんなにありません。いくらでもあるのですから。
今まで真剣に書き出さなかったのが不思議なくらい。
胸の奥でと延々やいやい言っている連中。とてもいきいきと。
ごめんな、今まで外に出してやらなくて。
そんなわけで以下オリジ。小さなこどもの、おうちのおはなし。
―…昨日の話に、まだ題名がつけられません。思いつかない……。
しかも今回のもまだ題名つけられてません。
一応あったのですが、今日になってやっぱいかんと思いまして。ぐは。





『(題名未定)』

 そこは不思議の空間でした。
 いつもは誰も居なくて、所々錆びたシャッターは下ろされていて。窓を覗き込んでも、目張りされた隙間からは何も見えないし、そもそも埃っぽい窓枠にまで背が届かないもの。そこではただトタン屋根の上で、すずめがお喋りしているだけでした。
 なのに。ほんとうに時々。

 がしゃこん。ぴー。
 ぎっこん。ごしょー。

 聞いたことも無い音が規則正しくとどろいてきて、ひどく驚かされるのです。たぶん、いえ、きっと見たことも考えたことも無い秘密の機械が、せっせかせっせかふうふう言いながら働いているのでしょう。
 おそるおそる、こっそり中を確かめようと、くろくぽっかり開いた入り口(だってシャッターが上がってるんですから!)に、ひょっこり少し顔を出してみます。なんだか見つかってはいけないように思って、気持ちは敵から隠れる忍者でした。
 すると。まんまるに見開いた目の先では。

 のっそりとした動きで、音の源を操っている怪しい影。それはすごく大きくて、もしこちらに向かってきたら、悲鳴を上げて逃げ出しちゃうような。そんなのがこのにぎやかなハーモニーを支配していて、影の手にはぎらりと鈍く光る長い銀色のものがありました。
 それを目にして、大変だ!と思いました。そう思った瞬間、駆け出していました。
 慌ててころびそうになりながらも、泣くのは我慢して。だってそれどころじゃあないのです。誰かに早く伝えて、すぐにどうにかしてしまわないと!

「おかあさん!」
 ばたん!と重々しいドアをくぐり抜けて、台所にいたお母さんに飛びつきます。ぱふん、と自分をすっぽりくるんでくれるエプロンの温かさに満たされ、ああやっとこれでだいじょうぶだ、と安心しきってしまうあまり、今にも泣き出してしまいそうでした。
 けれど早くにどうにかしないと。驚いた様子のお母さんに、伝えないと。まだやわらかなコットンに包まれていたい、でも、急がないと取り返しのつかないことになってしまう、だからその子は。おそるおそる顔を上げると、涙を必死におさえつけて、ひきつる喉をむりやり動かしながら、つっかえつっかえ、はじめます。

「あ、あのね、おかあさん大変なの!いつも閉まってるすずめの遊んでる工場が開いてて、が、がぁっ…がしゃごしゃゆって、るの!それでね、そこにはね、闇の帝王が世界をセイフクしようとたくらんでて、いっぱい手下をならべて武器をじゅんびしてるの!それからっ…もっともっと仲間をよんで、ふっふっふってわらうの、だから早く帝王を倒さないとみんな大変なことになっちゃう!!」
 一生懸命心配していることを伝えると、あんまりにも一生懸命だったので、いきをふうふういわしています。あの機械たちみたいに。
 するとおかあさんは、すうっと腰をおとして、目線の高さを同じにしてやります。くすんくすんとすすりあげる世界を救おうとする勇者さまが、あまりに真剣な様子なので、吹き出さないようにするのが大変です。
けれど遂に、目を合わせ、そして両手で小さな子の顔をやさしく包み込むと言いました。

「おばかさんねえ」
 にっこりくすくす、さも楽しげに、愛しげに抱き締めながら。
「あそこはおじいさんの針金工場よ」


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