| 2003年09月08日(月) |
明日は『きれい』をならべよう |
まだ。まだ吹っ切れない。なんて諦めも頭も悪いのでしょう。 まだ。まだ叫ぼうとする。喉なんてもう最初に嗄れてしまったのに。
こんばんわ、色んな相乗効果でえらい事なってます、萌黄です。 断ち切れないこの往生際の悪さにいっそ往生してしまえとしみじみ思います。 一時間以上に渡って友人に愚痴聞いて貰っても駄目。 気晴らしゲームもする気になれません。 本を読んでも現実逃避で音楽聴いても苦しいだけ。 ああ。どうしろと。やはり往生してしまえと。
ゼノは奪えるだけ奪い、与えるだけ与えてくれました。 でもこの状況は違います。 与えてくれる。息もつまるほどありあまるくらいに。 けれど確かに奪われない。奪ってくれません。 同じ数だけ奪ってくれないのです。 これは奪うのでは無く、分散。 与えられるたびに体がどんどん分散して消えてゆく。 しかもその行き先は全く定かでは無いのです。ただただ消えてゆく。
自分の醜さがどんどん表面化してきて吐き気すらおぼえます。 どうにか落ち着かないと落ち着けないと、と思い続けて。 昨日はちょうどお昼ご飯にホットケーキを焼いたので、 ふいに思い立ちお茶を淹れる事にしました。 久し振りにガラスのお茶器を取り出して、予め温めておいて。 ティーバッグを入れたら周りを覆って少し経ったら出来上がり。 オレンジのお茶。 お砂糖を落しつつ、黙々と食べたり飲んだりしていて。 ぼおっとすればするほど気分は落ち込むばかりの嫌なメビウス。 両手でつつんだガラスから伝わるぬくもりも何処かあやふや。 結局晴れやかなものの訪れないまま、溜め息交じりでフォークを置いて。 残り少ないお茶を飲み干そうとして、ちょっと空中にあげてみて。 そしたら。
太陽越しの、なんて綺麗なオレンジ色。
さっきまではカップにたっぷり入っていたので気付きませんでした。 それが少なくなるにつれ、どんどん色を濃い印象にしていって。 底にとぷん、とたゆたう夕凪の使者。 ふと目をやれば、ばっちり完熟の最高に綺麗なオレンジの色。 目が覚めるほど鮮やかな。
そうしてどんどん思い出す事。口内を満たすあまい味に滲む視界。 嗚咽なんてばからしい。だって天罰の下ったあの日に、こどもみたくさんざ。 でも思い出すあの夜触れた。わくわくしながら口元へ運んだ味。 これは嘘ではありませんでした。 あなたと同じ名前をしたカクテルも、あまくてとても美味しかった。
今朝、ばかばかしいくらい跳ね上がった心臓はあづまぢへ至るホームシック。
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