日記

2001年12月30日(日) 先ゆく人の残した宝



餅配り完了です。きちんとアルバイト代も頂けました♪
……PS2まで、あといくらなのか。サンタさんがくれてればなあ(甘い考え)


こんばんは、片栗粉にまみれて手ぇぴかぴかの萌黄です(笑)
今年は男手どころか人手すら少なく、一人でどれだけ粉をはたいた事か。
箱に一升つめまくりました。さばいた小餅は……百数十くらい?
正確な数字が解りません。
あれ?一升って餅四十で良かったっけ……?
昔の数え方は難しくてなかなか覚えられないです。
社会人な親戚のねーちゃん達が仕事で殆ど居ませんでした。
昨日の萌の野望はあっけなく潰えました(笑)
でもその代わり、今年はおっちゃんやらおばちゃんやらに一杯話して貰いました。

昔の家の事やら。
昔の家の仕事の事やら。
物置と化している母屋で起こった様々な出来事。
亡くなった祖父や祖母の若い頃の話。

一族の中で一番年少である萌は知らない事が多すぎて。
家の店先からお菓子をかっぱらっていた父やら従姉の姿は想像出来ないです(笑)
知らない事たくさん知りました。楽しかったです。
けれども本日一番の収穫はこれです!
それはお昼前、皆の注文を聞いていた時繰り広げられた会話。

従姉「おっちゃん、昼ご飯何にする?」
叔父「おっさんはのぉー、親子丼としのだ」
萌黄(…………しのだ?)
従姉「おっちゃんは?」
萌父「わしも親子丼としのだ」
萌黄(…………しのだ??)

聞いた事の無い言葉発見。でも何の事やら見当つかず。
しのだ。
会話の流れから云って、何か食べ物の名前でしょう。
しかししのだ。
ワケ解りません。頭の上に疑問符乗っけまくりながら、萌黄は訊きました。

しのだって、何?と。
すると皆すぐさま『きつねうどん』の事だと、さらりと返してきます。
解りましたが解りません。何故に『しのだ=きつねうどん』となるのか。
謎は深まるこのイコール。いかなる働きでそうなるのか。
更に問い詰めても、誰も理由を知りません。
しつこく訊いても知りません。父も叔父も兄も従姉も。
気になって気になって仕方ありません。
だって、しのだですよ?
何処らへんがきつねうどんなのか、繋がりが全く見えません。
考えあぐねて、萌はある人に訊ねました。

うちの米屋に勤めて四十余年。萌の人生の倍以上です(笑)
何せ萌の父を三つの頃から知っているそうですし。戦争さえも体験済み。
米屋のカウンターを護り続ける事務やら経理やら担当しているおばちゃん。
血の繋がりは無くとも、下手な親族より親交の深いおばちゃん。
因みに萌は幼い頃、何故おばちゃんがうちに居るのか解りませんでした(笑)
祖父母も亡くなって。本日餅配り作業の中での最年長。
おばちゃんなら知っているのではと考えたのです。

萌「なあーおばちゃん、なんできつねうどんの事、しのだ云うの?」
お「赤ちゃんが夜泣きした時言うやろ」
萌「?どう云うこと」
お「今の子は知らんか。夜泣き酷いと『しのだのもりの、しろぎつね』言うんや」
萌「夜泣き治すおまじないみたいなもん……?」
お「そうやねえ。あんたらは知らんかあ」

謎、解決。
心地良い程さっぱりと。清々しく胸のうちが晴れました。
おばちゃんは『自信は無いで』と言ってましたが、萌はもう満足です。
ふるいおまじないを教えて貰えただけで十二分です。
これは父達の世代ですら初耳だったそうです。

ああ。気持ち良かったです♪
しのだのもりの、しろぎつね。
響きがとても愛らしく、やさしく可愛く綺麗です。
昔のふるいおまじない。本日一の大収穫。


今年の日記はこれでおしまいです。
明日の晩は、初詣でにいかなければならないので。
近所の小さい神社で炊き出しのおぜんざいを頂きます♪
―…過去、この神社のおみくじで『凶』をひいたのは忘れます(実話)
来年は、萌の村が七年に一度、祭りでお神輿をかつげる年。
事故の無いよう念入りにたくさん、お宮の神様にお祈りしないとです。
誰も厄介ごとに巻き込まれないよう怪我をしないよう。


ここまでおつきあいくださり、ありがとうございます。
無節操なサイトですが、来年もなんとかやっていこうと思います。
それではみなさま、良いお年をです(ぺこり)


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