動物は、自分のテリトリーを示すために、様々な手段を使う。 それは鳴き声だったり、爪あとだったりと、色々ある。 中でも一般的なのは『匂い』だろう。 陸上の動物は、体からの分泌物を付着させることによって匂い付けをする。 ごく自然の行為。 人間の、喋ったり、新聞読んだり、考え事したりするよりも本能的な行動だ。
しかし、家中で動物を飼う行為を行っていると、やたらに匂い付けられるのは困る。 しつけを行い、飼い主に迷惑のかからないようにする。
ふと、感じてしまう。 用意されたトイレの砂を、カリカリとかく音。 彼らが窮屈そうにしている姿が浮かぶ。 ペットのトイレを見てしまうと、不憫な思いを受けてしまう。
何もかも、キレイにしつけて、毎日身体を洗ってあげる。 においのモト、全てを除去することも多い。 そうすれば、ペットは匂わなくなるのか?
否
生活臭というものがある。 動物を飼っている家には、どんなにキレイにしても『いる』という雰囲気が出てしまうのだ。 住み着いている人は慣れているため、わからないにおいがある。 なれていないと落ち着かない、他人の家のにおい。
もしかしたら、はっきりとわからない程度にマーキングをしてあるのかもしれない。 ペットたちの、本能として。
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