向上心が薄いので、チャレンジと銘うって日記を書こうとすると、気が引けてしまいます。 というわけで、静かな日常に移動させていただきました。 初めての方も、これからの方も、よろしくお願いいたします。
<電車の中のあきかん> カシュッ! ゴク ゴク ゴク ゴク ぼくが どんどん軽くなっていくよ
あ、はじめまして ぼくの名前は ありません ただの『かん』です ジュースとかお酒とかを中に入れている 『かん』 です 最近は『ぺっとぼとる』に押されがちだけど まだまだ現役で 今も おじさんに美味しく飲んでもらって 『あきかん』に なったばかり ゆれる大きな箱の 向かい合わせの席 そこで ぼくは『あきかん』になりました
おじさんは飲み終わると ぼくを イスの下におきました どうして こんなところにおかれるんだろ あつい風が びゅーびゅー ふくから ぼくは ここにいたくないよ
あれ? おじさんが立ち上がって 歩いていってしまった ぼくのこと 忘れているの? ぼくは ここにいるんだよ? ぼくを 一緒に連れて行ってよ カラン カラカラカラカラカラカラ…… 転がっておじさんを追いかける みんながぼくを気にかける でも………何で目線は合わせないんだろう?
……カラカラカラカラ カラン 壁にぶつかって これ以上すすめなくなっちゃった ねぇ だれか ぼくをゴミ箱に持っていってよ ひとりぼっちで こんなところはイヤダョ あついあつい風が吹いて つめたいつめたい視線がくる
ぼくは 『あきかん』 いつかまた 『かん』 になりたいと願っています
電車の中で転がっている空き缶を見て、勝手に擬人化してみました。 とっても童話チックですね。 しかも、口調が帝人のコマーシャルの女の子っぽいです。 空き缶がこんなこと考えるとは思いません。 でも、喋るようになったら、どんな文句を言うのでしょうかね? みなさまも、『空き缶はくずかごに』ですよ♪
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