あまつばめの雑記
こんばんは。いらっしゃいませ。

2002年07月30日(火) 筆箱の中の鉛筆

私が小学生の頃のはなし。

その頃から、シャープペンが一般的になりつつあった。
それまでは、みんな鉛筆一辺倒。
教室の中にも鉛筆削りがあって、家にも猫を模した手動の削り機があって、先の丸まった鉛筆をがりがり削っていました。

鉛筆というのは、いつまでも一定の太さでなく、使うほどに先が太くなっていきます。
良くは覚えていませんが、ノート1枚に2本くらい使っていました。
子供用の小さな筆箱に鉛筆は、5〜6本しか入りません。
その中に赤・青の鉛筆も入れていました。
だから、使えるのは3〜4本です。

授業中、ノートは3ページも使うと、先の太い鉛筆だけになって、とても見づらいものになってしまいます。
でも、席を立って削りに行くのは恥ずかしく、そのまま使います。
黒板に書かれている文字を丸写しでは、授業中に使い切ってしまうこともしばしば。
筆圧も強いので、先の細いものほど折ってしまい、二重線の文字をつくってしまう。

ただでさえ汚い私の字。
いっそう汚くなる様を見て、文字、いえ、鉛筆を使うことが大嫌いでした。
不器用な人が、練習をしない。
年重ねても上達するはずもなく、結果は必然。悪筆へとつながりました。

今ではパソコンのキーボードを叩くと、形定まった美しい文字が出てきます。
悪筆の私にはありがたく、簡単なものさえパソコンを起動してキーボードから打ち込んでいます。
鉛筆なんて無用の長物・・・・・・ですよね。
でも、私の筆箱には鉛筆が入っています。
年に数回も使えば良い、そんな状態ですが、常に入れています。

それは、手元に書くものがないとき、
「鉛筆貸して」
と懇願する人が多いから、笑いを取るために置いてあります。

うん、ほんと。
ただ、それだけのために。


 < 過去  目次  未来 >


あまつばめ [MAIL]

My追加