あまつばめの雑記
こんばんは。いらっしゃいませ。

2002年04月13日(土) サブレ 後

家に帰り、パソコンの電源をつける。
さっそく、仮説の『さぶれ』=『遊べ』説を打ってみる。
改めてみてみると……こじつけ感がぬぐえない。
だれか、しっかりしている文を書いていないか、ネットで調べることにした。

「サブレとは砂を崩したように壊れるという意味ですが〜(後略)」
「フランス語で「砂」を意味する言葉「サーブル」から名づけられたようにポロポロと口の中でこぼれるような〜(後略)」
簡単に本物が出てくる。

フランス語だったのか。

それにしても、食べ物の表現で「砂を崩したように〜」だの、「ボロボロと口の中でこぼれるような〜」の表現はいかがなものだろうか?
説明だけ見ていると、貝を食べた時に砂が残っていて嫌な気持ちになったのを思い出す。
どんなに美味しい料理だったとしても、一粒の砂だけで台無しになる感触だ。
知らないほうが良かったのかもしれない。


それにしても、『△△さぶれ』というのはたくさんある。
ハトに鹿に虎、はにわやサザエさんさぶれなどというものもあった。
まあ、それをかたどったサブレというお菓子という意味なのだろうが、砂のようにボロボロ崩れていくはにわというのはぴったりの表現だ。考えてつくったのだろうか?

でも、変だ。
フランス語ならやっぱりカタカナのほうが良いではないか。
それなのにひらがなにこだわっている気がしてならない。
ためしに周りのカタカナ文字をひらがなに直してみた。

「ぱそこん」
「ねっと」
「てれび」
「ぷれいすていしょんつう」
「こんびにえんすすとあ」

マヌケである。
何かとてつもなくぬるい気がする。
長い文字ほど、殺気が湧いてくるのは私だけでしょうか?

でも、身近でないものだと頭に来ない。

「ぐろうばるすたんだあど」
「ひがしてぃもーるだいとうりょうせんきょ」
「しあわせにみたされたふじゆうのないじんせい」



結論というか推論。

「身近なものほどひらがなにしてはいけない。
 よくわからないものはひらがなにしてもよい」


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