イニシャルDが流行った(今も熱狂的ファンはいるだろうけど)頃、ドリフト族と呼ばれる若者が続出した。 そのことについて、どっかの専門家(?)が 『こういう内容の漫画があるからですねぇ、若者が真似し出したんですよ』 などと無責任なことをいっていた。
私は思った。 「あのー…それってその人たち自身に問題あるんじゃないの?」 と。 漫画やゲームやアニメやドラマ見て、その人がどう捉えるかはその人の責任だと思う。 大体、ドリフト族なんてカッコいい名前付けるから駄目なんだよ。 そんな奴等『珍走団』で十分だっつーの。ペッ。 珍走団の由来が知りたい方はこちらのHPへ。→
で、何が言いたいのかというと、先日某番組で、ペル罰のユーザーの方が失踪して『その失踪の原因がペル罰だ』等と言う話が。
いや、ちょっと待てこら。
番組スタッフー!!全部プレイしたわけでもないのにんなこと言ってんなよ! あんたらが見つけた『失踪者が書き残した例の歌詞』だって、かなり序盤だろ?! 森本病院(すげぇ序盤のダンジョン)行った位で決め付けんな! 言わせてもらうけど、ペル罰は自殺や失踪をテーマにしたやつじゃない。 むしろ逆。 生きるために戦ってるキャラクターに申し訳ないと思わないのかよ! 主人公の名前だって『マイヤ』じゃなくて『舞耶(マヤ)』なんだよ!! 頼むからさぁ、ゲームのせいにしないでよ。 ゲームの中に出てくる歌詞をちょっと書き残したからってさぁ、こじ付けで『ゲームの主人公になりきって失踪そして、自殺?』ってなんだよ!
主人公いつ失踪したんだよ。そんな話一度だって聞いたことないよ。 そして、主人公は生きようとしてるんだよ!自殺しようとしてんじゃないよ! それはちゃんと最後までやればわかることじゃん! 報道する立場なら、正しいことを報道しろ!一部を一般化しすぎだ!!
もしかしたら他にも色々理由あるかもだろ?! もし他の理由だったらどうするんだよ! そして自殺って決め付けんな! 不安をあおってどうする!
失踪者の方が早く見つかることをお祈りします。 …テレビももう少しましな情報を公開しなさいよ。
前にもあったよね。 某漫画読んで傷害犯したとかっていう事件が。 何で命の大切さをテーマとして扱っているのに、そっちを見ようとしないのかな。 命の大切さに興味を示さないその人に問題があったのに、その漫画読んでたからこうなったとか、それにのめり込んだせいだとか。
現実と空想の区別がつかなくなるのは、その人の責任。 憧れる事は構わないけど、どこまでが限度なのか考えるのもその人の責任。 あれだよね。 「『好き』なら何しても構わないと思ってるなら考え直したほうがいい」 という言葉が私の好きな漫画にあるけど、本当にその通り。 ちゃんと周りの事も考えてほしい。
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