ふつうっぽい日記
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2019年05月15日(水) 濃くなったり、薄まったりしながら……

同じ現象は、そう簡単に数時間も続くものではない。

よく言われる。
怒りの波は、6秒で収まる、と。
しかし、また、いつかはその6秒が戻って来るということもあるかもしれない。
でも、まったく同じそれはおそらくないだろう。
濃くなったり、薄まったりしながら、最終的に「どうってことない」「それもまた良し」的な状況に移りゆくものなのだろう。

昨日は、濃かったなぁと思う。
ホルモンの動きの結果の「液体」もそうだった。
赤い液体である。
体内から送られてくるそれは、自然のメッセージだ。
そのメッセージを受け取り始めたのは、中学生の頃か。
ただ、メッセージは、赤い「それ」だけではなくなってくるのだ。
そのことを忘れてはならない。


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今晩は「ぶり大根」の予定である。
予定というか、決定か。
「ぶり」は自然解凍中。
レシピでは、200g〜300gとあったが、700gを超えていた。
大根の量は、レシピ通り。
肉の量が倍以上あるからといって、調味料をそのまま倍にしてみるのは、どうだろう。
ここは、びびりながら増やしていったほうがよさそうだ。

「ぶり大根」は、「ぶり」と「大根」を別に下ゆでするのがいいらしい。
「ぶり」は、丁寧に「血」をあらって、うろこ的なものを取って。
これを霜降りというだったっけ(ここで、ネットの辞書で調べてみた)
「 魚肉や鶏肉をさっと熱湯に通したり焼いたりしたあとすぐ冷水につけ、表面を霜の降りたように白くしたもの。」うむ、当たっていたらしい。
でも、もとの情報源は母からのレシピである。
たしかに、「ぶり」と「大根」を別に茹でていて、最後に合わせるという方法だった。
今回は別のレシピを見て作ろうとしているのだ。
ざっくり見れば、同じではある。
でも、少しずつ違う。
大根を茹でる時に、米粒を入れるとかね。
米のとぎ汁を使うという方法もあるらしいが、そう簡単に偶然にとぎ汁は存在しない。
とくに、我が家はだいたい米は朝しか炊かない。(仕込みは前夜であるが)
「米」は準備できるので、「あ、できそう」と思ったのだ。

そういえば、「得意料理は?」と友人に言われて、咄嗟に「ぶり大根」と答えた。
得意かどうかは非常に謎であるが、頻度は高いような気がする。

さて、味付けは濃くなるだろうか薄くなるだろうか。
びびりながら、びびりながら、それでも優しい味になりますように。

濃くなったり、薄まったりしながら、最終的に「どうってことない」「それもまた良し」的な状況に移りゆくものなのだろう。


KAZU |MAIL