原案帳#20(since 1973-) by会津里花
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2007年04月17日(火) 男が生きにくい社会

いや、決してタイトルのことがずばり言えるわけじゃないんだけど。

今朝の朝日新聞に載ってた、「推計人口」についての記事を見て。

「男女別では男性が6233万人(前年比1万9千人減)だったのに対し、女性は6544万人(同2万1千人増)になった。」

万単位で差が現れるって?という気が。

……でもよくよく考えてみると、6千分の2、つまり3千人に1人の割合でしか差は出ていないのか。
開いた差は全部でその倍になるわけだけど。

元々女性の方が男性よりも5%ほど人口は多い(生まれた時は男子の方がやや多いらしいが生まれてからの死亡率は男子の方がはるかに高いため)ことを考えたら、昨年たまたまそうなったのは「誤差範囲」でしかないのかも。

でもまあ、GID当事者の人口に占める割合が高くて数千人に1人くらい、ということを考え合わせると、うちらって「誤差範囲内」の存在でしかないのかなあ、などとも思ってしまうけど。

仮にFTM当事者全員が性別変更したとしても、その差はとうてい埋まらない。



……と思ったら、33面にもっと興味深い記事が!

「男児の出生率減少」

面白いから記事全文書き写しちゃう。(ケータイだっつーに)

---------------------(以下転載)

日米両国で70年代以降で男の赤ちゃんが生まれる率が下降傾向にあることが米ピッツバーグ大などの調査でわかった。
70年代の男女比を基準に試算すると、数字の上では過去の30年間に両国とも13万人前後の男児が女児になったことになるという。米国立環境衛生科学研究所の専門誌(電子版)に掲載された。
日本の統計(1949〜99年)と米国の統計(70〜02年)を分析したところ、両国とも70年ごろ以降、出生1万人当たりの男児の割合が減り始め、当時と最新年を比べると、日本では出生1万人あたり37人、米国全体では同17人、米国の白人では同21人減っていた。
新生児のうち男児の割合は、日本では99年までの30年間で51.72%から51.35%に落ちていた。もし男女比が70年代のままだったら、数字の上では12万7千人の女児が男児として生まれていたはずだったという。米国の白人では、この数字が13万5千人だった。
男児の減少はこれまでオランダやベルギー、カナダなどでも報告されている。同大のデブラ・デービス教授は「環境中にあるなんらかの汚染物質が、男女を決める遺伝子に影響を及ぼ

(※7/6追記:ケータイではここまでしか書き込めなかったのに、その後PCからフォローするのを忘れてました。しかももうあまりにも過去の記事だからもう探し出すのは難しいでしょう。あ〜あ)


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