samahani
indexpastwill


2004年02月25日(水) Tokyo kids

仕事の依頼の電話がかかってきたのは月曜日のお昼だった。あさってから仕事できますか?と言われ、話を聞いてみると、9歳、7歳、4歳の男の子3人に日本語を教えるということだった。男の子たちは兄弟で、日本語はあんまり喋れなくて(当たり前か)、そのうえお母さんは日本人ですって、どひゃー、メチャクチャ大変そう。

なんとなく彼らの前で英語を喋りたくない。子どもって無意識に残酷だから、「おばちゃんの英語、なんかへんね」なんて言われたりしたら私、深く傷ついてしまうだろう・・。

とにかく、そのくらいの歳の男の子3人が素直にお母さんの言うことを聞いて、日本語を覚えるのは、今となってはとても大変で、けど一週間に一度、1時間半、外の先生に習った所で、凄く上手にはならないだろうから、憶えるというというより、日本語に慣れる、興味を持つ、きっかけになる、等のことが期待されているわけで・・、だから、日本語で通してしまうことにしよう。幼稚園の先生みたいになろうという気持ちで引き受けた。

「こんにちは」と挨拶から始めて、大版のフラッシュ・カードに描かれた絵を見せながら、名前を覚えたり、どっちが好き?、どれが好き?という質問していったり、「にんじん、好き、ない」って言うから「好きじゃない」という言い方を教えたり、「日本語には英語がそのまま使えるのがいっぱいあるよ」と言って、コンピュータ、タクシー、バス、ハンバーガー、スプーンなどを日本語の発音で言う練習をしてみたり・・・、そしたら、コツを掴んだ子どもたちが、最後をはっきりと言えばいいと思って、「コンフェッティイ」( confetti = 紙吹雪 )と言ったので笑ってしまった。ごめんよ、ちょっと遊んでしまったの。

たった1時間半といっても、4歳の子は飽きてしまって、おにいちゃんたちの邪魔をするので、「そういう子は外で待ってるお母さんのところに行ってね」と部屋の外に出したら、5分ほどして、「本人がちゃんとしますって言ってるから入れてください」とお母さんと一緒に戻ってきた。それからは、ちゃんとできるようになったのだけど、こんどは真ん中の子が、他の子の邪魔をし始めて、また同じように外に出した。

カードを取って隠したり、ふざけてつつきあったり、目を指しながら口と言って、わざと間違えたり、それはそれはしっちゃかめっちゃかで、しずかにぃー!、(カード)かえしてくださぁい!、ちゃんとすわってぇ!、などと何十回も言わなければならなかったのは、ある意味予想通りだったのだけど、終わった時に、部屋の外で様子を聞いていたらしいお母さんに、「たいへんですね」って言われて、「うっ・・・」と返事に詰まった。にこっと笑って「はい(大変です)」と返事をした。

予定では、あと7回、毎週水曜日に日本語のレッスンをする。グループ名は、「東京キッズ」。もうすぐ、東京に住むことになっているからだ。

男の子たち、みんな、日本のことを好きになってくれるといいな。



さとこ |mail

My追加