samahani
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2002年07月12日(金) comcast のおにーさんがやって来た

ある日、電話がかかってきて、例によって「hello」なんて言って、勧誘電話にとっつかまってしまった夫が、「ねえ12日は空いてる?」と訊いてきた。

「デジタルテレビが6ヶ月無料になるんだって 」 「色がすごくキレイらしいよ」 「映画のチャンネルもあるんだよ」 「6ヶ月はタダだからいいよね」 なんて矢つぎ早に言われても、 内心は(そんなものいらんよぉー。テレビ見ないし・・・)であった。けれど 「んー」って言っているうちに、「じゃあ、8時から11時でOKです」と、夫は電話の相手に返事をしていた。

11時を過ぎて、やっぱり今日はもう来ないかなと思っていたら、11時20分になって、comcast(ケーブルテレビの会社)のおにーさんがやって来た。玄関を開けたら、褐色よりもっと黒い色した黒人の、大きくて無愛想なおにーさんがぬうっと立っていたのでちょっとビビッた。「靴、脱いでもらえます?」と一応言ってみたが、「ダメッ」とあっさり断られてしまった。

薄いビデオデッキくらいの大きさのものをテレビに接続して、リモコンでカチャカチャ映り具合を確かめていたが、20分くらいで終ってしまった。なんだよー、こんな簡単な作業なら、何軒まわっても遅刻するほど延びるワケないじゃんって思った。

おにーさんは、複写になっている作業完了報告書みたいな物を出して、こことここにサインしてと言ってきた。見ると、作業員が来た時間についての欄のところの「予定の時間内にやって来ました」に既にチェックマークが入れてある。勝手なことするなー!(←心の声)

「遅れたでしょ、サインできないよ」って言ったら、紙を指差して、ここに「800−1130」って書いてあるのは約束の時間の事だって言うから、不審に思ったけどサインしてしまった。だって、言い争うほど強くないし、ずっと靴のまま居座られるのもイヤだったのだ。

おにーさんが帰るとすぐ、夫に電話して確認したけど、約束の時間は11時までだったときっぱり言われ、

やられたー

と思ったが、もうあとの祭りだった。

タイプ打ちしてあったけど、あんな作業書なんて、ここにくる前に車の中で作ったものに違いない。
遅れたら、20ドル貰える仕組みになっているのだ。それって、おにーさんの給料から引かれるのだろうからネ。



ウチの地下にあるテレビは、おかげで260ものチャンネルが見られるようになった。日記のネタになるものがあるかしらん?なんて思って、取り敢えず、全部のチャンネルを見てみようとしたが、あまりに多すぎて途中で飽きてしまった。←挫折とも言う

こんなもんほんとに必要なのか????

それに、デジタルになったからって画面がキレイになったようには思えない。



それよりなにより、6ヵ月後には いったいいくら払うようになるの?と夫に訊いたら、

「実は、知らない」

って、あーた・・・。

やっぱり、ちっちっちっ、まだまだ甘いぜ!だとしか思えない。






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