samahani
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2002年06月16日(日) 勧誘電話

きっと、ローカル電話が定額制(基本料金のみ:約28ドル)という理由もあるのだろうけれど、ここに住んでいると勧誘電話がよく掛ってくる。多い日は一日に5件くらいある。長距離電話会社だったり、マンション購入だったり、寄付しろという何とか団体だったり。

幸か不幸か、ウチの苗字は外国人には発音できない(綴りが読めない)ので、へんてこな名前を呼ばれた時には勧誘だというのがすぐ分かる。夫の名前を言われて、「○○は居るか?」と言うから、「いない」と応えると、決まって「じゃあwifeはいるか?」と聞かれる。「彼女もいないよ」と応える。わたしは、日に何度、お手伝いさんになりすますことか。

「英語は喋れるのか?」なんて失礼なこともしょっちゅう言われる。そりゃ、あなたは勧誘電話のプロだから下手な英語はすぐ分かるだろうけど、そういう彼らも、ほとんどの人が、ヒトのこと言えないような訛った英語を喋っているのだ。移民の人たちの手始めの仕事なんだろうか?

きょう掛ってきた電話に、めずらしく違うパターンで対応しようとして、「わたしは忙しい(I'm busy.)」なんて言って、えらい目にあってしまった。あなたはvisitなのかと聞き返されて、busyなんだと理解させるのに、5回もbusyを言わされた。あとで、ふと思ったんだけど、こういう持って回った言い方は、通じないのだ。察してくれなんて無理なのだ。わたしの発音のまずさの所為ばかりではない。きっと。 

わたしは電話には「もしもし」と言って出る。すると、相手がちょっとひるむ(ような気がする)。たまに、夫がいる時に掛ってくる勧誘電話に、夫は「hello」なんて言って出るものだから、つかまって長々と話に付き合わされたりする。

ちっちっちっ、まだまだ甘いぜ!なのだ。


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