キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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王子が側に居るのに、 私は全然、Jを忘れてない。
Jの笑顔が次々と浮かんでは 私の心を突き刺す。
あんなに傷つけられたのに、 優しくされた思い出しか、もう残ってない。 愛された記憶しか、残っていない。 それが一番、哀しい。
自分の脳が憎い。
あんなに、辛い想いを沢山したのに。 私はJが、Jが、私のことを心から愛してくれていたこと すごくすごく、感じていたから。
黒いものなんて何1つない気持ちで、 Jは私を愛してくれたのに。
戻れないって分かってるのに 何度も思い出しては泣くのは何故だろう。
ねぇ、J。
ガタガタに欠けているあなたを 私は愛していました。
今は完璧と言えそうな 王子が私の側にいるけど あなたに持っていないものを たくさん持っているけど
毎日夜遅くまで、あなたと楽しく笑って電話していたあの記憶を
私はどうしても消し去ることはできないんだよ。
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