キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
index|back|next
| 2009年03月03日(火) |
『友達に、なってくれませんか?』 |
昨日、イチ君のことを考えていたら止まらなかった。 あのとき『会わない』と決めたあの日から 昨日が一番苦しい日だった。 一番会いたかった。 だから昨日、あんな日記を書いた。
"友達としてじゃ、彼を救えない"
"また会ったとしても 同じことを繰り返すだけ"
そんな考えで私の心を縛りつけようとした。 そうしないと、ついメールを送ってしまいそうだったから。 もう二度と会えないのに。 もう声も聴けないのに。 忘れるしかないのに。
そう思って眠りについた。
ふと、夜中に目が覚めた。 AM2:00過ぎ。 私がこんな時間に目が覚めるなんて珍しいことだった。 目が覚めるとしても大抵朝方なのに。
ぼんやり目を開けると 携帯電話の青いLEDが点滅していた。 メールの着信を知らせる光。
受信フォルダを選択すると そこにはイチ君の名前。
夢かと思った。 もうメールなんて、二度と来ないと思っていたから。
『お疲れ様です。 もう寝てるよね?』
一言だけのメール。 こんな夜中にどうしたんだろう。 もしかしたら彼も、私と同じように思っていたのだろうか。
『不思議なことに目があきました。どうしたの?』
『すこしだけ電話していい?』
それから電話が来て、話した。 彼はここのところずっと帰宅が深夜続きでずっと大変で それがとうとうピークにきてしまい、私にメールを打ったと言った。
そして、『もう会わない』と決めた日のことや 最近のことを話した。
「はる、あのとき怒ってたね。怒ってるのが分かった。 はるはこんな風に怒るんだ、って思った。
はるのこと、忘れてない。 友達に なってくれませんか?」
私達は友達になった。
|