キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2007年12月07日(金) ずっと欲しかったメールなのに。


不思議な夢を見た。

久しぶりに夢の中で、私は蓮に会った。
蓮はいつの間にか日本に帰国していて
同じバスに乗っていた。

蓮は、「はい。」と言って
私にリップクリームを渡した。
そのあと、「飲みな。」と言って
スタバのカプチーノだかカフェラテだかをくれた。
蓮は笑ってた。

蓮に会いたいと思った。

蓮は今4人目か5人目の彼女と付き合ってる。

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現実の話。

Jに、長いメールをした。
「誕生日のこととか、悪いと思ってないなら
本気で別れようと思ってる。もう続けるのは無理だから。
その時は、メールや電話がこなくても、いちいちワガママ言わない
女の子と付き合ってください。Jの望む女の子に、私はなれない。
ずっと、努力はしてきたけど。」

そんな内容だった。

もう泣き続けるのは嫌だったし、
いつも笑ってられる自分で居たいと思った。
幸せはもっと、別の場所にあるんだって、思った。
そう信じる力が私の中にはまだあった。
だから別れを決意していた。

『もしかしたらJが変わってくれるかも。』


そんな淡い期待はあったけれど、毎回それは裏切られてきた。
私も、淋しくなる自分を変えることはできなかった。
淋しさをなくすってことは、Jのことを嫌いになるのと同じだから。

ずっとずっと、悩んできたけれど
昔の自分は、やっぱりJと別れたくは無かった。
でも今は、ちゃんと別れられるような気がしていた。


眠る前、すごく泣けてきた。
そしてまた、たくさん泣いてしまいブサイクな顔に。
朝起きて、またそのブサイクなまま研究室に向かった。


その日の夜、Jからメールが来た。
長い長いメールだった。


『はるの誕生日に電話できなかったこと、ずっと後悔してる。
傷つけてしまう自分が嫌い。
去年も今年も、結局なにもできなかった。
ごめんね。

オレは、勝手かもしれないけど、はる以外と付き合うつもりはない。
はるが居ないなんて考えられません。
なんにもやる気しない。
東京に行きたくない。
生きるのが怖い。
はるがいないなんて。

また寝る前に声を聞かせて。
名前を呼んで欲しい。
笑ってほしい。
いっしょにいたい。

消えないで。
謝ってばかりだけど、はるが好きです。
はると話すと心が安らぐよ。

はる…。』


メールを読んで、また涙がたくさんこぼれてきた。
私は、何度泣けば気が済むのだろう。

今日は哀しみの涙でもなく、嬉しい涙でもなく、
どうしたらいいのか分からない涙だった。

もちろんJのメールは凄く嬉しかったけど、
また私がJを許して付き合ったとしても
私はまた何度も泣くんだ。
そう思ったら、どうすればいいのか分からなくて
ただ泣けてくるだけだった。


まだ、返事は出してない。
答えがいつまで経っても出ないから。





はるか |MAIL

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