キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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Jのことも、蓮のことも大切にしたいと思う。 蓮は、私が傷つくような言葉を簡単に使うけれど、そういうことにいちいち腹を立てたり哀しんでいても仕方が無い。
誰でも「優しさ」が欲しいのだと、いつも感じる。 どんなに間違ったことを言っても、「そうだね。」って頷いてくれる人を誰もが求めている。 そんな気がする。
人が発した言葉は、一体どんな過去からその人の言葉を作り上げたのだろうかと思う。 一つ一つの言葉の意味を分かりたい。 分かるわけがないけれど、分かりたいと思う。 それってかなり辛いこと。自分を押し殺す作業だから。
蓮が2つ目の日記を作った。 それは彼なりの孤独の叫びだと思った。
前はJと私が似ていると思っていたけど、今は蓮と私の方が似てる気がする。
それはやはり、愚かな部分だ。
「なんか兄妹みたいだ。」
と、思った。
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